マレーシア・ボルネオ採取記1
2010年1月1日。
憧れていた海外遠征に遂に旅立つ時が来ました…
オーストラリアには数年前に一度短期留学で赴いてはいたものの、それは一応団体行動。
自分ではなーんにもするまでも無くガイドさんが居たので安心でしたが、今回は一人旅。
海外で、飛行機乗り継ぎあるし、レンタカーも運転しなきゃで、当然車はマニュアル。
大丈夫かと思うところは沢山ありましたがそれでも行きたかったんです…
前夜は観測史上初の新年の月食。
けれど一顧だにせず熟睡です(笑)
これから長く苦しい(かも知れない)戦いが待っているのにそんなところで体力を消費してはならないのである!←
というわけで、
斜陽に見送られて記念すべき初の採取へ…
コタキナバル経由、クアラルンプール乗り継ぎでクチンの国際空港へ。
乗り継ぎでは場所がわからなくて本当に焦った…
ガイドブック無くすし。
初めてなのでものっそ恥ずかしい醜態を晒したんだけれど作者の都合により削除(笑)
クアラルンプールではクチン行きの便が全然こなくて焦ったけど書かなければばれないもんね!←
クチンの空港。深夜に到着したのでがらんどう。
空港からタクシーを頼んでホテルへ。
一泊6000円程度で安いところを選んだ心算が結構素敵な場所だった。
とまぁ。
著者の都合でそーとー省略されているけれどかなりドタバタしていたので正直着いたらすぐに眠気が来た。
明日の段取りだけしておいてとにかく速やかに安眠の世界へと落ちていくことにする。
電気を消して就寝。
………。
…怖っ!
続きまする。
憧れていた海外遠征に遂に旅立つ時が来ました…
オーストラリアには数年前に一度短期留学で赴いてはいたものの、それは一応団体行動。
自分ではなーんにもするまでも無くガイドさんが居たので安心でしたが、今回は一人旅。
海外で、飛行機乗り継ぎあるし、レンタカーも運転しなきゃで、当然車はマニュアル。
大丈夫かと思うところは沢山ありましたがそれでも行きたかったんです…
前夜は観測史上初の新年の月食。
けれど一顧だにせず熟睡です(笑)
これから長く苦しい(かも知れない)戦いが待っているのにそんなところで体力を消費してはならないのである!←
というわけで、
斜陽に見送られて記念すべき初の採取へ…
コタキナバル経由、クアラルンプール乗り継ぎでクチンの国際空港へ。
乗り継ぎでは場所がわからなくて本当に焦った…
ガイドブック無くすし。
初めてなのでものっそ恥ずかしい醜態を晒したんだけれど作者の都合により削除(笑)
クアラルンプールではクチン行きの便が全然こなくて焦ったけど書かなければばれないもんね!←
クチンの空港。深夜に到着したのでがらんどう。
空港からタクシーを頼んでホテルへ。
一泊6000円程度で安いところを選んだ心算が結構素敵な場所だった。
とまぁ。
著者の都合でそーとー省略されているけれどかなりドタバタしていたので正直着いたらすぐに眠気が来た。
明日の段取りだけしておいてとにかく速やかに安眠の世界へと落ちていくことにする。
電気を消して就寝。
………。
…怖っ!
続きまする。
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by green-2-gleaner
| 2011-08-07 19:30
2010年8月 第一期ニューカレドニア採取4
3日目です。
この日の深夜(正確には明日の一時頃)フライトなので来た道を一気に引き返します。
結局一番の目当てだったローゼンストッキアとは出会えず…
しかしそれでも面白い植物にはたくさん出会えました…が!
勿論最後の最後まで満足なんてしません。
帰り道もギリギリまで、何か面白い植物は無いか探します。
程ほどなんて言葉は知りません。朝陽を拝んで日暮れまで走り抜けます。
魔法が解けるまで舞踏会。
最後まで踊りきらなきゃ!
そして、出逢ったのです。
…あのブレクナムと。
…の、前に奇妙な海岸を発見。
真っ黒なんです。
でも別に重油で汚れてるとかそんなわけでは勿論無い。
凄い色。
多分金属系の砂なんだろうなと。ニッケルとか含有してるの?
普通の砂より遙かに重いし。
ちょっと面白いのでお持ち帰り。
星の砂とかありきたりのよりも自分らしくていい感じ。
Sphenomeris deltoidea
ホラシノブの仲間なんですが…何だこの造形は?
何か格好いいぞ!?
ホングウシダみたいな…
車を走らせていたらブッシュの中にリコポが見えたので立ち止まる。
ニューカレ初リコポ!
巨大なアジアンタム
何か蘭なのは違いないけど何だ…?
大好きなアブロディクティウムの壮絶な姿!
この株半端じゃない…ほしい…
林の中を小川を下ってずんずん進む。歩きにくいったりゃありゃしないがそれでも進む。
そして小川が…林の中を横切る一つの川に合流する…そこに、
Blechnum obtusatum var obtusatumだ…!
彼らの群落があったのです…
なんて姿でしょう…
ギッバムより遙かに小型のそのブレクナム、でもしっかり幹が立ってまるでヘゴのよう。
それが川岸をびっしりと覆い尽くしているのです…
感動しました…
さらにMarattia sp…
リュウビンタイモドキです。
これも壮絶に美しく…
このときはまだその名がわからないAbrodictyum caudatum
親株よりもこの子株の方が強健で育てやすいみたいです。
小川の中をばしゃばしゃ歩いて、
見つけたのはそんな素晴らしい植物達…
短い間ではありましたが本当に最後まで充実した採取でした!
この日の深夜(正確には明日の一時頃)フライトなので来た道を一気に引き返します。
結局一番の目当てだったローゼンストッキアとは出会えず…
しかしそれでも面白い植物にはたくさん出会えました…が!
勿論最後の最後まで満足なんてしません。
帰り道もギリギリまで、何か面白い植物は無いか探します。
程ほどなんて言葉は知りません。朝陽を拝んで日暮れまで走り抜けます。
魔法が解けるまで舞踏会。
最後まで踊りきらなきゃ!
そして、出逢ったのです。
…あのブレクナムと。
…の、前に奇妙な海岸を発見。
真っ黒なんです。
でも別に重油で汚れてるとかそんなわけでは勿論無い。
凄い色。
多分金属系の砂なんだろうなと。ニッケルとか含有してるの?
普通の砂より遙かに重いし。
ちょっと面白いのでお持ち帰り。
星の砂とかありきたりのよりも自分らしくていい感じ。
Sphenomeris deltoidea
ホラシノブの仲間なんですが…何だこの造形は?
何か格好いいぞ!?
ホングウシダみたいな…
車を走らせていたらブッシュの中にリコポが見えたので立ち止まる。
ニューカレ初リコポ!
巨大なアジアンタム
何か蘭なのは違いないけど何だ…?
大好きなアブロディクティウムの壮絶な姿!
この株半端じゃない…ほしい…
林の中を小川を下ってずんずん進む。歩きにくいったりゃありゃしないがそれでも進む。
そして小川が…林の中を横切る一つの川に合流する…そこに、
Blechnum obtusatum var obtusatumだ…!
彼らの群落があったのです…
なんて姿でしょう…
ギッバムより遙かに小型のそのブレクナム、でもしっかり幹が立ってまるでヘゴのよう。
それが川岸をびっしりと覆い尽くしているのです…
感動しました…
さらにMarattia sp…
リュウビンタイモドキです。
これも壮絶に美しく…
このときはまだその名がわからないAbrodictyum caudatum
親株よりもこの子株の方が強健で育てやすいみたいです。
小川の中をばしゃばしゃ歩いて、
見つけたのはそんな素晴らしい植物達…
短い間ではありましたが本当に最後まで充実した採取でした!
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by green-2-gleaner
| 2011-07-22 21:13
2010年8月 第一期ニューカレドニア採取3
二日目の続きです。
あー情報を削りながら載せるのってしんどい…
別の谷にもぐりこんだらそこは天国でした…
オーストログランメの群生、たくさんの渓流シダのオンパレード!
Bulbophyllum hexarhophalos
Epicrianthes…かな?
なんにせよ素晴らしい蘭!
Dipodium punctatum var.squamatum
これで無葉蘭とは恐れ入る…
何だろう…アスプレだろうか…?
そんな感じで。
しかし目標の登山道は発見できず結局タイムリミット…この度の挑戦は失敗に終わりました。
それでもニューカレ凄い…一撃で虜にしてくれました。
あー情報を削りながら載せるのってしんどい…
別の谷にもぐりこんだらそこは天国でした…
オーストログランメの群生、たくさんの渓流シダのオンパレード!
Bulbophyllum hexarhophalos
Epicrianthes…かな?
なんにせよ素晴らしい蘭!
Dipodium punctatum var.squamatum
これで無葉蘭とは恐れ入る…
何だろう…アスプレだろうか…?
そんな感じで。
しかし目標の登山道は発見できず結局タイムリミット…この度の挑戦は失敗に終わりました。
それでもニューカレ凄い…一撃で虜にしてくれました。
#
by green-2-gleaner
| 2011-07-22 20:53
2010年8月 第一期ニューカレドニア採取2
二日目っ!
ビーチから見た朝日ですね。
今日はここから一気に目的地のパニエ山へ向います。
明日深夜のフライトなので今日がファーストアタックにしてラストチャンス…気合を入れていきます。
マングローブの花。
根っこが赤いレッドマングローブみたい?
ミミモチシダも見られる。
左手の建物が見れる辺りがヤンゲンのビレッジ。
真ん中の奥、雲で隠れている辺りが目標のパニエ山麓。
…滅茶苦茶遠いです。
100キロでぶっとばしても二時間三時間…
観光名所、チキンロックを眺める(笑)
本当に悪趣味なほど鳥っぽいです。
ワクワクする海沿いの崖。
ノボタン科にホラシノブに…面白いのが一杯です。
ウェイアム川には橋が無く、バックと言う舟で対岸を行き来します。
そして向こう岸はとうとう…パニエの膝元!
この山の1000m上に…あのローゼンストッキアが生えているのです…
さて…行きますか!
凄いドリナリア(?)の変化葉。
たぶんドリナリアだと思う、下に写っているダバリアでは無いはず。
それにしてもこの変異はどうしたことか!
バッチリ持って還りました(笑)
元気にしてます!
可愛いキクシノブの仲間。フマタ・プシラ。
かなり極小です。
素晴らしいコシダの仲間…
美しい主軸がジグザグのシダ。
ムクムクゴケ…まさかこの地でもみられるとは…
そしてようやくこの辺から素晴らしいコケシノブ参上です。
Polyphlebium vieillardii
ニューカレドニア固有種ですしなにより珍しい属…
こんな綺麗な薄緑のコケシノブ初めて見たので感激!
…嗚呼何て美しい…
Abrodictyum dentatumです。
オニホラゴケの仲間ですがニューカレドニア仕様。
アジア圏ではどちらかと言うとこちらが少数派でソテツホラゴケばっかりなのですが、こっちではオニホラ系がソテツホラゴケ並に繁殖しています。
Hymenophyllum deplanchei
ヒメノにしては随分大型な種類。
根茎も太くて中々育て甲斐のありそうな雰囲気でした。
地生蘭
大好きなアッペンディクラ!
Hymenophyllumの仲間。やっぱり見たことの無い種類です。
ネルビリアだし…!
こんなの誰も持ってないんじゃないだろうか…?
凄まじく繊細なセラジネラ。
思わず声を上げてしまうほどに感動しました。
コイツの凄み…写真越しでも解ると思います。
なんて巨大で繊細…! シダはこれだから面白い!
これはもうちょっと採取していても良かったか…
クモランの仲間はやはり格好いい。
キリガタシダの変化葉…凄い変化葉が沢山あるぞ…?
これは人工か天然か微妙だけど…
そんな感じでパニエを堪能です…続きます。
ビーチから見た朝日ですね。
今日はここから一気に目的地のパニエ山へ向います。
明日深夜のフライトなので今日がファーストアタックにしてラストチャンス…気合を入れていきます。
マングローブの花。
根っこが赤いレッドマングローブみたい?
ミミモチシダも見られる。
左手の建物が見れる辺りがヤンゲンのビレッジ。
真ん中の奥、雲で隠れている辺りが目標のパニエ山麓。
…滅茶苦茶遠いです。
100キロでぶっとばしても二時間三時間…
観光名所、チキンロックを眺める(笑)
本当に悪趣味なほど鳥っぽいです。
ワクワクする海沿いの崖。
ノボタン科にホラシノブに…面白いのが一杯です。
ウェイアム川には橋が無く、バックと言う舟で対岸を行き来します。
そして向こう岸はとうとう…パニエの膝元!
この山の1000m上に…あのローゼンストッキアが生えているのです…
さて…行きますか!
凄いドリナリア(?)の変化葉。
たぶんドリナリアだと思う、下に写っているダバリアでは無いはず。
それにしてもこの変異はどうしたことか!
バッチリ持って還りました(笑)
元気にしてます!
可愛いキクシノブの仲間。フマタ・プシラ。
かなり極小です。
素晴らしいコシダの仲間…
美しい主軸がジグザグのシダ。
ムクムクゴケ…まさかこの地でもみられるとは…
そしてようやくこの辺から素晴らしいコケシノブ参上です。
Polyphlebium vieillardii
ニューカレドニア固有種ですしなにより珍しい属…
こんな綺麗な薄緑のコケシノブ初めて見たので感激!
…嗚呼何て美しい…
Abrodictyum dentatumです。
オニホラゴケの仲間ですがニューカレドニア仕様。
アジア圏ではどちらかと言うとこちらが少数派でソテツホラゴケばっかりなのですが、こっちではオニホラ系がソテツホラゴケ並に繁殖しています。
Hymenophyllum deplanchei
ヒメノにしては随分大型な種類。
根茎も太くて中々育て甲斐のありそうな雰囲気でした。
地生蘭
大好きなアッペンディクラ!
Hymenophyllumの仲間。やっぱり見たことの無い種類です。
ネルビリアだし…!
こんなの誰も持ってないんじゃないだろうか…?
凄まじく繊細なセラジネラ。
思わず声を上げてしまうほどに感動しました。
コイツの凄み…写真越しでも解ると思います。
なんて巨大で繊細…! シダはこれだから面白い!
これはもうちょっと採取していても良かったか…
クモランの仲間はやはり格好いい。
キリガタシダの変化葉…凄い変化葉が沢山あるぞ…?
これは人工か天然か微妙だけど…
そんな感じでパニエを堪能です…続きます。
#
by green-2-gleaner
| 2011-07-22 20:33
2010年8月 第一期ニューカレドニア採取
初めてのニューカレドニア。
仲良くしていただいている方達がその当時悉く“ニュー”と名のつく島に採取に出かけられていたので(パプアニューギニアとニュージーランド)連想で「じゃあニューカレドニアに行こう!」と閃いたのでした(安直)
そんな事で良いのかって感じですがいいんです。
…だって何処へ行ったって、必ず面白い出会いがあるに決まっているんですから!
というわけで出発!
ホテルにて。
いきなり出迎えてくれたいかにもオセアニア圏っぽい植物群に狂喜。
やっぱりこっちの植物は何か格好いいなぁ…全然アジア圏と違う雰囲気なのが面白い。
依然オーストラリアに行ったときもその樹木の植生に感激しました。
異国。違う世界。そう言った情緒を風景の中に構築するのは建物や、何よりこういった樹木なのでしょう。
前日夜中に猛烈な豪雨で出迎えられ、不慣れな右側通行左ハンドルに悪戦苦闘しながら闇と豪雨の中ホテルまで車を走らせ必死にチェックインした事など吹っ飛ぶぐらい感動しました。
(何気に初、右側通行左ハンドル。真っ暗で何も見えない中の運転でしたので本当に怖かった…)
ともあれ、
期待に胸膨らませ…ホテルを出発!
したんだけど…
…。
見渡す限り、
殆どサバンナ…
…。
遠い山々。
すぐ見える山は1600m級のフンボルト山脈。
でも遊牧地で有棘鉄線が張られていて近づけない…
と言うか遊牧地広すぎて絶対徒歩では山の麓に辿り着けない…
…。
よーやっとピロシアッぽいのが生えているようなポイントまで辿り着くだけで1時間運転…
慣れない左ハンドル右側通行だったのもあるけれどそれにしてもずっと乾燥地帯。
フンボルト山脈にも面白いシダがあるんだけれどこれは近づけないなぁ。
大回りして山越えして東海岸側からならどうにかなるのかな?
なんにせよ、ようやく着生植物が茂るような場所に。
ここは川のすぐ傍にある林でそこそこ湿度があった。
クロモっぽい水草やサンショウモ何かが浮かんでいるけど外来種っぽいなぁ。
魚もいるけれど採取は出来なかった。
奇妙な着生種。
何者だったんだろう…?
面白い樹木。
…そして。
道に迷った…何だここ(爆)
と言うか大渋滞していて、変な警察の人に誘導されてわき道に逸らされて(警察が居たし前日の大雨があったので道が潰れたのかと思った。事前情報でそういうのがある事を知っていたから)
んで、走ってみたら何だかイベントの会場だった…
お金も入場料? として千パシフィックフラン取られたのに…
全く興味在りませんし、はい(爆)
しかも出口がわからず迷走。
迷い込んだ場所からは犬が現れて車に噛み付いてきやがるし…
散々迷った末にガードマンに教えられてすごすご脱出…
しかも出口がどの道なのかさっぱりわからず…とりあえず北へ向かう事に。
すると道がとんでもない!
大穴だらけの道路で明らかに主要道ではなかった…
コンパスを頼りにとにかく地図を見ながら進む…
ブレクナム。やっぱり美しい…
アジアンタム。あの赤いヤツと同じ種だとはとても思えない…
むっちゃ格好いいプテリス。これなんで採取しなかったんだ…?
第三期に採取したけど☆
こんな感じでだいたい乾燥したサバンナなんです。
山に登れば湿気てると思ったのが間違い…先のヤツも、やたら日差しの良い水が染み出る崖に生えていたもの。
それでも何とか時々湿気た谷に出るので突貫。
リュウビンタイなんかも生えていた。
Angiopteris evecta
Crepidomanes kurzii
Crepidomanes bipunctatum
クレピドマネスもやっと発見。
上のクルジィは滝の飛沫が当たる岩に着生。リッカーディアとか繊細なコケが沢山生えている中に埋もれるようにして生育していました。
素晴らしい…
これを見逃さなかった自分を褒めてあげたい…
ビフンクタンタム(?????発音むずい。と言うかオオアホラゴケ)とは勿論別物。
オオアオホラゴケは滝の周辺の岩に生えていたけど濡れては居ない。やっぱりアオホラゴケが生えるような比較的薄暗いだけの環境。コイツは見るからに強靭だぜ…
ニューカレのホヤの子供
リボンゴケの仲間。
Selaginella の仲間。
ボウランの仲間も生えている。
Luisia teretifoliaだ。
マツバラン
Liparisの一種
バルボフィラムかな? でかい莢持ち。
超格好いいオベロニア…でも育てるの難しいんだよねこのタイプ…
セラトスティリス…かな? わからん
こんな場所で見たんだ。
セロジネとか、ホヤとか、キリガタシダとかが写ってる…
驚くようなドリナリア・リギデュラ。
やっぱ美しすぎる…
そんな感じで、一日目終了…
ホテルが見つからなかったり、ホテルの場所を聞き込んだヒッチハイカーの人になぜか車に乗り込まれてうろちょろしてしまったり(まじ怖かった)初日に相応しく散々な洗礼…
写真だけ見ていると凄く楽しそうだなぁ…(遠い目)
仲良くしていただいている方達がその当時悉く“ニュー”と名のつく島に採取に出かけられていたので(パプアニューギニアとニュージーランド)連想で「じゃあニューカレドニアに行こう!」と閃いたのでした(安直)
そんな事で良いのかって感じですがいいんです。
…だって何処へ行ったって、必ず面白い出会いがあるに決まっているんですから!
というわけで出発!
ホテルにて。
いきなり出迎えてくれたいかにもオセアニア圏っぽい植物群に狂喜。
やっぱりこっちの植物は何か格好いいなぁ…全然アジア圏と違う雰囲気なのが面白い。
依然オーストラリアに行ったときもその樹木の植生に感激しました。
異国。違う世界。そう言った情緒を風景の中に構築するのは建物や、何よりこういった樹木なのでしょう。
前日夜中に猛烈な豪雨で出迎えられ、不慣れな右側通行左ハンドルに悪戦苦闘しながら闇と豪雨の中ホテルまで車を走らせ必死にチェックインした事など吹っ飛ぶぐらい感動しました。
(何気に初、右側通行左ハンドル。真っ暗で何も見えない中の運転でしたので本当に怖かった…)
ともあれ、
期待に胸膨らませ…ホテルを出発!
したんだけど…
…。
見渡す限り、
殆どサバンナ…
…。
遠い山々。
すぐ見える山は1600m級のフンボルト山脈。
でも遊牧地で有棘鉄線が張られていて近づけない…
と言うか遊牧地広すぎて絶対徒歩では山の麓に辿り着けない…
…。
よーやっとピロシアッぽいのが生えているようなポイントまで辿り着くだけで1時間運転…
慣れない左ハンドル右側通行だったのもあるけれどそれにしてもずっと乾燥地帯。
フンボルト山脈にも面白いシダがあるんだけれどこれは近づけないなぁ。
大回りして山越えして東海岸側からならどうにかなるのかな?
なんにせよ、ようやく着生植物が茂るような場所に。
ここは川のすぐ傍にある林でそこそこ湿度があった。
クロモっぽい水草やサンショウモ何かが浮かんでいるけど外来種っぽいなぁ。
魚もいるけれど採取は出来なかった。
奇妙な着生種。
何者だったんだろう…?
面白い樹木。
…そして。
道に迷った…何だここ(爆)
と言うか大渋滞していて、変な警察の人に誘導されてわき道に逸らされて(警察が居たし前日の大雨があったので道が潰れたのかと思った。事前情報でそういうのがある事を知っていたから)
んで、走ってみたら何だかイベントの会場だった…
お金も入場料? として千パシフィックフラン取られたのに…
全く興味在りませんし、はい(爆)
しかも出口がわからず迷走。
迷い込んだ場所からは犬が現れて車に噛み付いてきやがるし…
散々迷った末にガードマンに教えられてすごすご脱出…
しかも出口がどの道なのかさっぱりわからず…とりあえず北へ向かう事に。
すると道がとんでもない!
大穴だらけの道路で明らかに主要道ではなかった…
コンパスを頼りにとにかく地図を見ながら進む…
ブレクナム。やっぱり美しい…
アジアンタム。あの赤いヤツと同じ種だとはとても思えない…
むっちゃ格好いいプテリス。これなんで採取しなかったんだ…?
第三期に採取したけど☆
こんな感じでだいたい乾燥したサバンナなんです。
山に登れば湿気てると思ったのが間違い…先のヤツも、やたら日差しの良い水が染み出る崖に生えていたもの。
それでも何とか時々湿気た谷に出るので突貫。
リュウビンタイなんかも生えていた。
Angiopteris evecta
Crepidomanes kurzii
Crepidomanes bipunctatum
クレピドマネスもやっと発見。
上のクルジィは滝の飛沫が当たる岩に着生。リッカーディアとか繊細なコケが沢山生えている中に埋もれるようにして生育していました。
素晴らしい…
これを見逃さなかった自分を褒めてあげたい…
ビフンクタンタム(?????発音むずい。と言うかオオアホラゴケ)とは勿論別物。
オオアオホラゴケは滝の周辺の岩に生えていたけど濡れては居ない。やっぱりアオホラゴケが生えるような比較的薄暗いだけの環境。コイツは見るからに強靭だぜ…
ニューカレのホヤの子供
リボンゴケの仲間。
Selaginella の仲間。
ボウランの仲間も生えている。
Luisia teretifoliaだ。
マツバラン
Liparisの一種
バルボフィラムかな? でかい莢持ち。
超格好いいオベロニア…でも育てるの難しいんだよねこのタイプ…
セラトスティリス…かな? わからん
こんな場所で見たんだ。
セロジネとか、ホヤとか、キリガタシダとかが写ってる…
驚くようなドリナリア・リギデュラ。
やっぱ美しすぎる…
そんな感じで、一日目終了…
ホテルが見つからなかったり、ホテルの場所を聞き込んだヒッチハイカーの人になぜか車に乗り込まれてうろちょろしてしまったり(まじ怖かった)初日に相応しく散々な洗礼…
写真だけ見ていると凄く楽しそうだなぁ…(遠い目)
#
by green-2-gleaner
| 2011-07-22 18:52
あの日見たシダの名前を僕達はまだ知らない。
by ゆう
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