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Callistopteris apiifolia胞子増殖できました

Callistopteris apiifolia
フィジーのタベウニ島より持ち帰ったキクモバホラゴケを、とうとう胞子で殖やすことができましたのでご報告です。

前回の記事について。この記事の最後の方に出てくる、駄温鉢に植えた株が現在も維持している株になります。
植え替えはしたか記憶にありませんが…2015年時と同様に赤玉と黒玉土で植えていますね。

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そこはかとなく汚い棚下は見ない方針で(笑)
これが現在の株。いやぁ、現地で見たときの迫力ある大株の姿を彷彿とさせる巨大な葉を展開させていますね。
ところで2015年の自分。何が10年は水槽の中で栽培できるだ。5年でもう水槽におさまらないサイズになってるぞ。ちょっと想像以上の速さで自分でもびっくりです。
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鉢のほぼ全体を前葉体が覆っています。そして若い苗がちらほらと。
零れた胞子からここまでしっかり増殖してくれるとは感無量です…五年かぁ。長いような、それくらいなら許容範囲なような。
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とりあえず分けたのは六鉢。赤玉と黒土焼土の混合用土です。今回はベラボンは混入しておらず。
前回使用したのは黒玉土なので、それで十分かと思いましたが、せっかく黒土焼土があるので使用してみる事に。たぶんうまくいくはず。
慎重にピンセットで掘り起こした苗を移植します。前葉体も少し移植していますし、ここから更なる増殖ももちろん期待。親株の傍に置いて養生していきます。

親株もそうですが、現在は腰水栽培をしておりません。用土が絶対に乾かないように注意してはいますが、腰水にしなくても調子がいいですね。

他にもミズゴケでも栽培はできております。ただ、ミズゴケは一年程度で植え替えが必要になる事から、数年かかるコケシノブの胞子培養には向かない(やりにくい)と考えています。今回は前葉体の育成も重要ですから用土で。
栽培維持するだけならミズゴケでも全然いけますよ。
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親株の栽培環境。2×2mぐらいのビニールハウスを密閉して高湿度に。
これ室内なので、冬場は最低15℃。夏場は30℃前後を維持するように空調をつけています。
二日に一度ぐらい水やり。シャワーでジャバジャバ上からかけていますね。
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褐色の毛でおおわれた逞しい茎。水かけてるけど抜け落ちずに安心ですね。
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折角なので前葉体も残してあります。
全て移植して全滅しても怖いので、半分ぐらい。またここから数株取れるのではないかなぁと期待します。
抜いたエリアは赤玉を補填して、少しバッドグアノなどをお礼肥えに加えてみたり。
肥料は定期的に有機肥料を軽く与えています。
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ただひたすらに美しい…
日本のキクモバホラゴケはまだ見た事が無いのですが、フィリピンのキクモバホラゴケには出会っています。
フィリピンのものも美しいですが、しかしこれほど巨大な株がゴロゴロいるという事もなく。フィジーのものは特に巨大な(もしくは巨大になりやすい)のではないかなと思います。この手の繊細系で巨大になりやすいと、普通の方の栽培環境には適合しないため正直おすすめはしづらいです。室内にビニールハウスみたいなのを置いて高湿度を保ってるレベルでないといけませんので。
ですがそれを叶えてでも栽培したくなるような美麗なシダだと思います。
薄い、繊細。さりとて巨大。
緻密、精細、しかるに豪快。

単茎種で、無性芽を出さない(あるいは出しにくい)種のコケシノブ科はとにかく「増やせない」事がネックですが、とうとうここに辿り着きましたね…感無量です。
ソテツホラゴケも、一部の産地の株は無性芽で殖やせていますが基本的にほとんどの産地のものは増やせていませんし、オニホラゴケは株分けが極ごく稀に出来る以外殆ど増やせない…同じく増やせない代表格だったキクモバホラゴケがこうして子苗を得られることができた。…じゃあ他の子たちも、頑張らねば、ですね。

は~…やりましたね!



by green-2-gleaner | 2021-02-17 02:14 | コケシノブ科一覧


あの日見たシダの名前を僕達はまだ知らない。


by ゆう

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