Hymenophyllum sp( flabellatum?)

Hymenophyllum sp
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標高1000m付近の雲霧林帯に産ずる、タベウニ島の白いコケシノブ。
今回のタベウニ採取は、こいつを見たくて訪れた。ホントだよ⁉

ビチレブ島で謎の小さな白いコケシノブを見つけてから、タベウニ島でのあの大きな白いコケシノブの正体が気になって仕方がなかった。
この時はろくに採取せず通りすぎてしまったから…日本に帰って葉の一つも見当たらなかった時の落胆と言ったら! 気軽に訪れる事の出来る場所ではないのでもう出逢えないかと思っていましたけれど、二年の歳月を経て、行ってまいりました雲霧林INタベウニ。

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前回懸命に探したのに1カ所でしか出逢えなかったものが、今回は道すがらにぶっ倒れていました。
大木! 直径は1mを越えています。
この樹の高い場所に、そのコケシノブが群落をつくっていました…なるほど目線の高さよりずっと高い場所に生えていて、普通に探して見つからないわけだと納得しきり。
そうと知れば、別の場所でも木の高い場所にはその姿を見る事が出来ましたが、当然手の届くような高さでもなく。
サイクロンによる爪痕に対して不謹慎とは言え、こうして間近で見る事が出来る幸せに手を合わせて感謝します…

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この圧倒的な美しさ…

Hymenophyllum属と言えますが、もしもHymenophyllum flabellatumだとすればPleuromanes亜属。すなわちPleuromanes pallidumの近縁です。
知る人ぞ知る『白いコケシノブ』。この子はその近縁なのですね…
とは言え違うかも知れない…これぐらいしか該当するものが思いつかないのですが、何か見落としている可能性もあるので明言は避けます。
解る事は、やや不透明な色合いが美しい、雲霧林の珍しいコケシノブだという事…
それだけで十分かもしれない…

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筆舌に尽くし難い…
ビチレブのものに比べるとはるかに大型。ビチレブ島のはやはり別種かもしれません。
別タイプのプレウロマネスってだけでかなり熱いですが、まだまだ面白いネタは尽きないようです…
こうして高所に数多くみられることが分かった以上、ビチレブ島の個体数の少なさもそれに起因するものではないのかなと想像できますね。
あの小ささで高所に生えていたとすれば当然見つかるわけがない…でも、見つかるわけがないという事は、単に見つけられていないだけで実はあのあたりにはもっと大量にあった可能性があります。…見に行きたい! でもサイクロンの被害が最も甚大だったのはビチレブのその山へ向かう道のあるエリアだったとの事で…暫く気楽に訪れる事は出来ないかも…
自然災害はやはり恐ろしいデス…

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前回見た株は健在でした。やはり素晴らしい白いコケシノブの滝…
元は高木だったのが倒れてこうなったのでしょう。
また逢えたね…



さて、付近の植物も紹介しましょうか…
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Callistopteris apiifolia
所謂キクモバホラゴケだけど、ここではヘゴ着生。
コケシノブの中でも屈指の美しさの地生種のハズなんだけど、雲霧林ではこういう生育の仕方もするらしい。
非常に大型で、別の産地では地面に生えてメータークラスの葉をつけていました。怪物怪物。

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Calymmodon latealatus。
ヒメエボシシダ属と言う、いわゆるオオクボシダ系のシダ。
ささやかながら幹のようになった軸から細い葉を展開する美しい種類。
特徴的な姿ですがココでしか確認していません。標高1000m地点の森の中。例の白いコケシノブと混生しています。という事はこいつも高所にしか見られないはずのものなのか?

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棒状花穂が赤いペペロミアって凄く珍しいんじゃない? と思って撮影したけどどうだろう。
ペペロミアって凄い種類があるから本当に珍しいかどうかわからないけれど、見た事ない特徴を発見するのはやはり楽しい。
葉は着生植物的なスタイリッシュさはあっても、観葉植物として通用しそうな感じはない。だがそれがイイ! ヘゴに着生させたりしたいです。

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節間が節くれ立つタイプのペペロミアはここでも発見。色はちょっと地味だけど、節が太くなるのもやっぱり格好イイなぁ…

渋い系ペペロミア…受けるかな…
by green-2-gleaner | 2016-05-15 20:31


あの日見たシダの名前を僕達はまだ知らない。


by ゆう

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