2014年10月31~11月4日ルソン島採取記⑤
-11/2- Nueva Vizcaya北部 採掘場
思い出した。この日は実は、一日目より早く終わりそう。
夜明けとともに出発。
この日は北部の山道をガンガン進みながらSanta Feへと戻る行程。
前日まではやや低地気味だったので高地を。ぜひとも高地をハイランド! と言うワケで出来る限り高そうな山を目指します。
アスファルトではない道をガンガンとばすのは個人的にニューカレでのトラウマを刺激するので勘弁願いたい。
が、自分で運転しないというのはやはり楽で良い…
Pyrrosia nummularifolia
白い毛の生えたピロシア。
自生地では葉裏にびっしり、表にちょびっとだけれど、栽培していると表にも裏と同じ濃さで毛が生えてきて美しい。
ピロシアの中ではトップクラスに好き。
栽培も容易だしね。
こんな道を進む。
これがな~
完全に水没している株があればな~
株元は水に浸かっているけれど、まるで洪水の後のように完全に全部沈んでいるようなエリアは、やはりない。
それでも一応持ち帰って水中にぶち込んでみた。どうなるだろう。やっぱダメかな。
CO2無しで無理やり頑張らせてる。何カ月も元気なら本物だろうけれど…
山の中の集落へ。
この辺では現地ガイドさんも通訳が必要なのだそう。
山の人の言葉、って言ってた。フィリピンだから一つの言葉、ってわけじゃなくて国内、どころか同じ島の中でさえ多言語。
なので今回、ガイドさん、山を案内してくれる人、集落の言葉を通訳してくれる人の三人が同行しています。大所帯!
こういう所で、一人で行くのは圧倒的にハードル高いんだよね…
ゲリラが居るし、旅行者はイイ鴨だし、信頼できる現地の人の付添は必須。
現地の人でさえ、そのエリアに詳しい案内人さん雇うんだもんな…
いつも単独行動だけれど、こういう時、誰かの力を借りることの大切さを思い知る。出来る事が、飛躍的に広がるんだ。
ド美しいノボタン科。
真っ赤な草体、真っ赤な剛毛。
日当たりのいい斜面にコシダなどと一緒に生えるアタリ、パイオニアプランツ的な性質がありそうで、つまり栽培も容易そう。
大型だけれど、シコンノボタン的に観葉として栽培出来たら凄いなこれ…
Cyrtandra sp
木立性イワタバコ。
キルタンドラ属も多数あるようだけれど、いろいろ見てみたいなぁ。
これもまたコシダとか生えるような裸出した崖に埋もれるように生える。
ホラシノブとか生える場所のイメージね。強健そうだ。
ボッコボコのラフィドフォラ。厳つい。
Begonia sp TYPE2
模様無し…かと思ったら、微妙に模様のある葉も写っている。気付かなかった。悔しい。
Begonia sp TYPE3
またこれは別種だね。確り模様が入る。ちょいと立ち上がるな。
木立性種。
着生系メディニラ。地面近くにあった。
新芽もいい色合いで、これは格好いいな…
これは…Aglaonema philippinens?
それにしても幅広の葉だ…
成程Aglaonema philippinens
細葉もいます。
同じ谷に、幅広と細葉が混生していました。
普通に考えたら細葉が大きくなったら幅広になる…と解釈するのでしょうが、幅広より巨大な株になっても細葉な個体もいれば、まだ小さい株なのに幅広だったりする株もいて一概には言えません。
続いて疑うのは環境が関係しているのかも? と言う話。
これは栽培しているうちにわかるでしょう。
しかし現地では細葉か幅広葉しかなく、中間的な個体はいなかったため、その説もどこか不自然。
個性だったらいいなぁと考えていますが、別の山系やパッチで形質が揃っているならともかく同じエリアですのでやや自信が無い。
しかも最初幅広は石灰岩地帯のあれだと思っていたのでスルーしてた…確り模様が違うじゃん!
もっとつぶさに観察すればよかったです。
ところで、Aglaonema philippinensには三種類ほどVarが存在するというのですが…
まさかね…
非常に美しい土地ではありますが、
実はここ、貴金属が採れる採掘場。
許可を貰って探索させてもらってます。
フィリピンは銃の所持が限定的に許可されているので、割と良く銃器を見かけます。
ショットガンもっとる…別にゾンビの群れにぶちかますことを想定しているわけじゃないだろうし…
出来る限りにこやか爽やかに挨拶して「怪しい外国人×」「変な外国人○」ぐらいにまで印象を底上げする努力は欠かさない←
それにしても。
間近で開発があるとややへこむ。
…ん? 良く見るとこれ、
これはちょっと、怪しいが…
どう足掻いても届く高さでは無かった子。
ルイシアが一緒に写っているし…格好いいなぁ。
やや葉が堅くゴツゴツしていて、間隔が疎ら。
一番それっぽくも見えるけれど…微妙に映り込んでいる他の葉が普通のタイプにも見える。
うーーーーーーーん…
真剣にドリナリアをやるスペースが欲しいな。
思い出した。この日は実は、一日目より早く終わりそう。
夜明けとともに出発。
この日は北部の山道をガンガン進みながらSanta Feへと戻る行程。
前日まではやや低地気味だったので高地を。ぜひとも高地をハイランド! と言うワケで出来る限り高そうな山を目指します。
アスファルトではない道をガンガンとばすのは個人的にニューカレでのトラウマを刺激するので勘弁願いたい。
が、自分で運転しないというのはやはり楽で良い…
Pyrrosia nummularifolia
白い毛の生えたピロシア。
自生地では葉裏にびっしり、表にちょびっとだけれど、栽培していると表にも裏と同じ濃さで毛が生えてきて美しい。
ピロシアの中ではトップクラスに好き。
栽培も容易だしね。
こんな道を進む。
これがな~
完全に水没している株があればな~
株元は水に浸かっているけれど、まるで洪水の後のように完全に全部沈んでいるようなエリアは、やはりない。
それでも一応持ち帰って水中にぶち込んでみた。どうなるだろう。やっぱダメかな。
CO2無しで無理やり頑張らせてる。何カ月も元気なら本物だろうけれど…
山の中の集落へ。
この辺では現地ガイドさんも通訳が必要なのだそう。
山の人の言葉、って言ってた。フィリピンだから一つの言葉、ってわけじゃなくて国内、どころか同じ島の中でさえ多言語。
なので今回、ガイドさん、山を案内してくれる人、集落の言葉を通訳してくれる人の三人が同行しています。大所帯!
こういう所で、一人で行くのは圧倒的にハードル高いんだよね…
ゲリラが居るし、旅行者はイイ鴨だし、信頼できる現地の人の付添は必須。
現地の人でさえ、そのエリアに詳しい案内人さん雇うんだもんな…
いつも単独行動だけれど、こういう時、誰かの力を借りることの大切さを思い知る。出来る事が、飛躍的に広がるんだ。
ド美しいノボタン科。
真っ赤な草体、真っ赤な剛毛。
日当たりのいい斜面にコシダなどと一緒に生えるアタリ、パイオニアプランツ的な性質がありそうで、つまり栽培も容易そう。
大型だけれど、シコンノボタン的に観葉として栽培出来たら凄いなこれ…
Cyrtandra sp
木立性イワタバコ。
キルタンドラ属も多数あるようだけれど、いろいろ見てみたいなぁ。
これもまたコシダとか生えるような裸出した崖に埋もれるように生える。
ホラシノブとか生える場所のイメージね。強健そうだ。
ボッコボコのラフィドフォラ。厳つい。
Begonia sp TYPE2
模様無し…かと思ったら、微妙に模様のある葉も写っている。気付かなかった。悔しい。
Begonia sp TYPE3
またこれは別種だね。確り模様が入る。ちょいと立ち上がるな。
木立性種。
着生系メディニラ。地面近くにあった。
新芽もいい色合いで、これは格好いいな…
これは…Aglaonema philippinens?
それにしても幅広の葉だ…
成程Aglaonema philippinens
細葉もいます。
同じ谷に、幅広と細葉が混生していました。
普通に考えたら細葉が大きくなったら幅広になる…と解釈するのでしょうが、幅広より巨大な株になっても細葉な個体もいれば、まだ小さい株なのに幅広だったりする株もいて一概には言えません。
続いて疑うのは環境が関係しているのかも? と言う話。
これは栽培しているうちにわかるでしょう。
しかし現地では細葉か幅広葉しかなく、中間的な個体はいなかったため、その説もどこか不自然。
個性だったらいいなぁと考えていますが、別の山系やパッチで形質が揃っているならともかく同じエリアですのでやや自信が無い。
しかも最初幅広は石灰岩地帯のあれだと思っていたのでスルーしてた…確り模様が違うじゃん!
もっとつぶさに観察すればよかったです。
ところで、Aglaonema philippinensには三種類ほどVarが存在するというのですが…
まさかね…
非常に美しい土地ではありますが、
実はここ、貴金属が採れる採掘場。
許可を貰って探索させてもらってます。
フィリピンは銃の所持が限定的に許可されているので、割と良く銃器を見かけます。
ショットガンもっとる…別にゾンビの群れにぶちかますことを想定しているわけじゃないだろうし…
出来る限りにこやか爽やかに挨拶して「怪しい外国人×」「変な外国人○」ぐらいにまで印象を底上げする努力は欠かさない←
それにしても。
間近で開発があるとややへこむ。
…ん? 良く見るとこれ、
これはちょっと、怪しいが…
どう足掻いても届く高さでは無かった子。
ルイシアが一緒に写っているし…格好いいなぁ。
やや葉が堅くゴツゴツしていて、間隔が疎ら。
一番それっぽくも見えるけれど…微妙に映り込んでいる他の葉が普通のタイプにも見える。
うーーーーーーーん…
真剣にドリナリアをやるスペースが欲しいな。
by green-2-gleaner
| 2014-11-20 23:42
あの日見たシダの名前を僕達はまだ知らない。
by ゆう
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