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Asplenium holophlebium

Asplenium holophlebium
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エクアドルの業者さんから我らがアイドル菊ちゃんが入手して増やしてくれた超極小アスプレです。
これが本当に小さくて、ハネゴケやウロコゴケと同じぐらいか、何ならそれより小さいくらいの大きさで親株なのです。
1センチメートルぐらいの葉をロゼット状につけて、細い根茎を伸ばしてはランナーの様に時々芽を出してロゼットを形成していきます。
気付けば鉢の中を願を覆ってあちこちから発芽することも。
勿論カットして別株に植え付ければ増やすことができるので、いろんな遊び方ができると思いますよ。

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本当にコケみたいに小さい。
栽培も容易で、ミズゴケ植にして密閉ケースなどに入れてLEDで明かりをともしておくだけで普通に育ちます。
原産はエクアドルやコスタリカ、パナマなどで標高は1000mとか200mとか…割と広域なようです。
これだけ小さい雲霧林ぽいシダとなると、やはり暑さに弱いのではと心配になりますが現在暑がっている感じはありませんね。
流石にそろそろクーラーをつけるつもりではおりますが、30℃ぐらいまでは全然平気。
冬も15℃ぐらいでも大丈夫でしたし。人間が快適な環境なら大丈夫と言う熱帯植物的な栽培がうまくいきそうです。
ミストとかも使っていません。
ただ問題は貝とワラジムシです。かなり食害に弱いように思います。水槽に小さな貝や草鞋が大量発生すると真っ先に食われる印象…小さすぎるので軸だけになり結構致命傷かと思いきや、意外と復活するのでこまめに観察してダメージを受けたと思ったら避難させて養生する…と言うやり方で案外復活します。
小さくて柔らかいシダですからそこらへんは仕方が無さそうです。

自生地写真を調べてみると細い枝や、苔生した枝などにそのまま這い登っている姿などが見られてとてもときめきます。
同じように着生させて栽培してみたいです。
苔生した枝だとコケの方が大きいので埋もれてしまいそうな風にさえ見えました。

性質は強健で栽培自体は難しくないので、これもまたパルダリウム向きの植物と思いました。
小さいレイアウトでも苔むした枝を這いまわる着生植物としてとてもいい雰囲気を作ってくれそう…
オオクボシダクラスに小さいのに栽培しやすいというのは雲霧林のシダ好きとしてもかなり胸が熱いものがあるもので…、ずっと愛培していきたいと思えるシダの一つですね。





# by green-2-gleaner | 2020-08-10 22:11

Asplenium quitense

Asplenium quitense
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行くことができなかった2020年の東京ドームらん展で「何かシダは! シダはないのか! コケシノブは!」と現場の友人に声をかけたのです。
そしたらエクアドルの業者さんが少しだけ持ってると言うので買ってもらったのがこのアスプレでした。
タグはAsplenium squamosumとなっていたのですが、squamosumはもっと大型になるはずで、姿も結構異なります。
育つと全然違う姿になるというのはざらですのでしばらく栽培して様子を見ていたのですが、最近このサイズで胞子がつくことが確認できました。
Asplenium quitense_d0187020_21005911.jpg
そんなわけでsquamosumぐらいの巨大なシダになるというのは無いかなぁ。
そもそも非常に特徴的な葉っぱですので、 quitenseで大丈夫かなと思います。

南米に分布するシダです。
調べてみるとエクアドルの標高700mあたりに分布が見られるようで、滝の近くなどに生えているようです。
記録をみると、ハクナマタタロッジの近くに生えてますとかって書いてあるんですけど、ハクナマタタロッジ?
ハクナマタタ?
なんだそれどっかで聞いたことがあるぞ?
何だこの懐かしい感じ…僕は…この言葉を…どこかで…?

「ハクナ マタタさ、嫌なことは忘れろ」
「ハクナ マタタ なんていい響きなんだ…」
「ハクナ マタタ 愛のメッセ~ジ」

記憶の彼方でティモンとプンバァの声が聞こえる…ってライオンキングやんけ。
シンバの辿り着いた森か…なかなか面白いな…と一瞬感心したんだけど、よくよく考えればハクナマタタってそもそもヒスワリ語でアフリカの言葉なので、エクアドルとは全然関係ないしたぶん特に深い意味はなく単にロッジの名前なだけっぽいですね。
(…ってこれブログに記載する意味ある?)(ハクナ マタタ気にしたら負けさ~♪)

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小型ですがあまり他では見ない形の作り物みたいな質感のシダです。
オーストログランメに近い感じがしますがこっちの方が圧倒的に育てやすいですね。
二月ぐらいにやってきて、涼しい季節から真夏に差し掛かろうというところですが今のところ特に不具合は生じていません。
室内でミズゴケで植えて、衣装ケースに入れて、LED投光器30wをつけて栽培してます。
室温は冬場で最低15℃ぐらい、今はクーラーもつけていないので30℃前後と言ったところ。
大体普通の熱帯植物の管理で大丈夫です。

Asplenium quitense_d0187020_21012474.jpg
増殖は伸びた根っこからこうして新しい株が得られます。
どんどん増えていくので鉢がそのうちびっしり覆われます。中々に生育旺盛です。
苔生した枝などに着生させて縦横無尽に根を張り巡らせればとても雲霧林感ある風景を再現できるのではないかなと思います。
エクアドル産にしては暑がることもなくとてもいい子ですね。これはビバリウムなどに付替えそうな雰囲気があります。
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ほんとはコッチのCrepidomanesみたいなコケシノブの方がメインだったんですけれども(笑)
こっちの方はじわりじわりと成長しています、まだ一鉢。
南米のシダガチャ、何が来るかわからなくて、なかなか楽しいですね…







# by green-2-gleaner | 2020-08-10 21:31

Drynaria fortunei:台湾

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Drynaria fortunei
緊急事態宣言が直撃して身動きが取れないので、せめて過去回想で旅行気分を味わいたい…
という事で、という事を言い訳にして、放置してきた台湾の観察記録に手を付けていこうかと。

今回の台湾は特に何か明確な目的があるというわけでもなく、しいて言えばDrynaria fortunei。そしてAglaomorpha coronansの自生は見ておきたいと。
その上で、いつもの如くコケシノブ科で台湾固有のものを見つけられればいいなぁと言う軽い気持ちで、まぁ初回ですし、今回は単独ではなくたっくんの連れ添いという事で、現地の環境を偵察できればいいなぁと。たっくん目線の植物を勉強できればいいなぁと。たぶんそう簡単に見つからないだろうコケシノブのレア種は次回以降、ここで学んだ現地の雰囲気と照らし合わせて地図とにらめっこして再チャレンジしようと言う感じでした。


その結果…
何ならすぐにでもまた行きたい!
別の国でもいいからまた行こう!
と思うぐらい台湾ホント楽しかったのですが、
今回の件ですよ。


ぐおおお…盛り上がった植物欲を持て余す…!
だからせめて、せめて国内で無聊を慰めるか…と思ったらね。国内旅行も批判的な流れになって来たよね…と思ったらここにきて外出自粛だからね。
せ、せっかくたっくんに教えてもらって燃え上がったテンナンショウ熱も持て余す…!
四月中旬ぐらいから近辺に咲き始めるというテンナンショウに会いに行くのもももも…それは不要不急の外出ですよ…ね…
迂闊なことをして感染源にでもなったらシャレにならないのでちゃんと大人しくしますけれどこの熱意のやり場はいずこへと?
…やはり?
やっぱり電脳世界しかない?
オタクに残されたサンクチュアリはここ、インターネットの広大無辺な世界しかないんや…という事でブログよ。筆者は帰ってきた。
ほったらかしにしてごめんなさい。久しぶりにチェックしたら、こんな感じでも一日30人ぐらい見に来ているらしくて申し訳なさが半端ないです。
と言っても雑文乱文しか書けないけれど許してください。


ん? 写真と自生地情報以外見てないから雑文はいらない?
むしろ邪魔?

…( ^ω^)
Drynaria fortunei:台湾_d0187020_10205298.jpg
フォーチュネイのシールドです。
はぁあライトグリーンで何処か透き通るような色彩の小さなシールドが可愛すぎてたまりません。
ドリナリアと言えばシールド。泥除け葉。ハカマウラボシの名の通り袴をはいたイケメンシダ。
通常の葉っぱとは異なり、朽ちない限り落葉もせずに残り続ける根元のこの部分が、写真のように落ち葉を受け止め、養分や土壌とする。
着生植物でありながら自前で成長のための土を用意するという中々に効率的な生態がとても楽しいですね。

しかし。

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ドリナリアのシールドは、着生している木からの落ち葉などを受け止める役目。
岩に着生している場合は、上から降ってくる土砂や剥離した岩の微細なカケラなどを受け止め土砂とする役目。
とにかく上から来たものを受け止める構造である…と言いながら、フォーチュネイは下向きにも横向きにもシールドを作ります。
それは何故か。

…いや、わからないんですけど、可愛いですよね。
クエルキフォリアやリギデュラなんかを見てると、生育が悪く横向きに生えることはあっても下向きのシールドと言うのはなかなかない。
下に根茎が向かってもシールドは正しく上に向かって伸びる。
フォーチュネイのように異常でも何でもなく下にも横にも伸びるし、受け止めようと器になろうとしている感じもない。
ただまぁギザギザしていますしちゃんと落ち葉も引っかかってはいるようですが、
どちらかと言うとペタペタ張り付いて生育しているように見えますね。

どことなくボニーを思わせます。
ボニーは丸いシールドで場合によっては大岩などにペタペタ張り付くように着生していたりします。
勿論それだけでなく落ち葉を受け止めるように育っている場合もありますが。
何となく根茎を守っているように見えますね。
タイなどのボニーであれば、乾季の乾燥からとかでしょうか。
台湾のフォーチュネイの場合も、乾燥や、あるいは寒さから? 雪が降るかはともかくかなり寒くはなりそうですし。
何となく亜熱帯のドリナリアたちと比べると生活戦略が異なるんだろうなぁと、その姿から感じ取れてとても楽しいですね。

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剃り立つような岸壁に着生するドリナリアフォーチュネイ。こんなに近い国なのにドリナリアがこんなにも楽しめるなんて…
余りにも近いので今まで訪れなかった台湾ですが、楽しいじゃん! 熱帯気分!
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と思いつつも、日本の山野草でおなじみの子たちもたくさん見れるから不思議なものなのです。
フォーチュネイと同じ岸壁に生えていたシノブ。
日本の野山で見るシダとフォーチュネイが同居してたらおかしな気分になるんですよ。
「シノブが生えてる…」
「うちの庭にはシノブが年中ぶら下がってる…」
「もしかしてフォーチュネイも年中庭で行けるのでは…?」
いやはやこれは全くの錯覚で、シノブの環境適応範囲がフォーチュネイよりも広いだけで、多分フォーチュネイを完全屋外では難しいんじゃないかなと…理性では思うのですがもしかして? と試してみたくなってしまいます。
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フォーチュネイの生える岸壁の下部にイワヒバが…
なんてこった…なんなら和歌山ぐらいの温暖な環境ならフォーチュネイが生えてる気がしてきた…(気のせい)
熱帯感と温帯感がかわるがわる押し寄せてくるのでパニックです。
ナニコレ楽しい。
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タイワンアオネカズラとフォーチュネイの競演。
中々に胸あつなコラボです。
ボルネオとかだとクエルキフォリアとゴニオフレビウムとかの組み合わせになりますけど、台湾にはこんな友達がいたんだね。
昔輸入した中国産のフォーチュネイとか、まだ栽培しているのですが、
こういう風景を見ると一緒に着生させて育てたくなります。
このコラボを再現したい。この風景を切り取って形にしたい。…猛烈に刺激を受けますね。

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タイワンビロードシダ
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シシンランの仲間
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ヒメウラジロ

別産地ですがこんなこたちがフォーチュネイと一緒に生育していました。
ビロードシダとフォーチュネイだと…?
想像もしていなかった組み合わせにドキドキします。
こんなの現地を知らなければ組み合わせようなんて思わない二人組ですよ。でもだからこそ面白い!
軽石にフォーチュネイを着生させてビロードシダも…って思うとなるほど格好いい。
新しい栽培へのヒントがどんどこ飛び込んでくる…単独で植物を愛でる限り見えてこないもの。
これこれ、これですよ…こういうのが好き。

寄せ植えにする、と言うのは慣れている人はともかく初めての人は失敗しやすいもので。
それこそ最初のシノブと一緒に生えるフォーチュネイを見て、
「うちにはシノブなら元気に育ってる! フォーチュネイさえ手に入れればこのコラボが作れる!」
って思ってしまうような、いやいやもし環境を合わせるならフォーチュネイに合わせないと寒さでやられちゃうよ? みたいな。
現地では奇跡のマッチングで二人が同居しているけれどいざ栽培環境で再現しようとするとどちらか一方が元気に育ってどちらか一方は枯れてしまうみたいな。
そういう現象が起こってしまうこともしばし、双方の好む環境を同時に揃えてあげないとですからね。
ただこの場合シノブとフォーチュネイなら、フォーチュネイが育つ環境でやればシノブが超強健種ですから楽勝でしょうね。
さて、
ならビロードシダはどうだろう? フォーチュネイ環境で暑すぎず蒸れすぎずにすればいけるかもしれない。

ヒメウラジロと組わせるのは…
これは…特に難しそうだなぁ、とか。

今まで簡単に育ってた植物も組み合わせて育てようとすると改めて栽培環境を見直す必要があったりして、それもまた楽しい。
栽培環境のピンキリな三種、四種を同じ鉢に寄せ植えて風景を作り、栽培難易度を上げるなんて変態プレイ趣味の極みも楽しめるかも。
何よりこの手の植物は山野草屋さんに行けば案外手にはいったりするものですので、海外に仕入れに行かなくても身近な組み合わせで出来そうというのもありますね。
とは言えフォーチュネイは、国産のハカマウラボシが規制に入ってしまったので今は許可がないと販売譲渡できなくなってしまったのですが…

ここまで煽っといて実現不可能じゃんバカか君はと言われても筆が乗ってしまったのだから仕方ない…
既に栽培している人はご参考にしていただければ。

…うーん。
オチがこれだと締まらない…ですね…(汗





 


# by green-2-gleaner | 2020-04-08 11:15

カンシノブホラゴケCephalomanes thysanostomumの増殖:西表島

カンシノブホラゴケCephalomanes thysanostomumの増殖:西表島_d0187020_20411060.jpg
カンシノブホラゴケ
Cephalomanes thysanostomum
かなり昔から栽培している西表産のカンシノブホラゴケです。
形状はソテツホラゴケやオニホラゴケに似ている単茎種です。立ち上がる、と言うほど幹立ちはしません。
シノブホラゴケと形状は似ていますが、シノブホラゴケはミルキーグリーンで不透明っぽく、かつ根茎が這うので実物を見ればだいぶ違うことが分かります。
https://kokeshino.exblog.jp/17623166/
自生地の姿については過去記事をご覧いただければ…

このカンシノブホラゴケ、個人的にはコケシノブ科植物の中でも屈指の栽培しやすさを誇ると思っています。
水槽密閉腰水蛍光灯のセットで十分に育ちます。一度セットしてしまえば密閉なのでほぼ水やりもありませんし放置で栽培できてしまう…
用土は鹿沼と赤玉の混合でOKです。桐生砂なんかを使っても栽培できます。

オニホラゴケも同様の管理で栽培できますが、ソテツホラゴケは意外と難しくて失敗する人も多いのではないかと。
長年栽培していると何となくうまく育てられてしまうのですが、人に聞くとよく「ソテツホラゴケのほうが難しい」と答えられますね。

そんなCephalomanes属の中にあってカンシノブホラゴケは圧倒的に栽培が容易。
なにせ、オニホラゴケは中々増えませんがカンシノブホラゴケは増えるのです。
葉先、そして時には根につく無性芽で。
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こんな感じで根から子株が取れます。
カンシノブホラゴケCephalomanes thysanostomumの増殖:西表島_d0187020_20413700.jpg
これは子株を吹いていた葉っぱを用土に伏せたもの。収穫祭じゃ!

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無性芽を大事に植え付けて大きく育てています。
用土がそれほど古くないので一年ぐらいですかね。ちょうどいいので鉢上げをすることにしました。
カンシノブホラゴケCephalomanes thysanostomumの増殖:西表島_d0187020_20414002.jpg
混合は鹿沼と赤玉を半々ぐらい。
鉢底石を入れて用土を入れて、苗を植え付けて桐生砂を覆土。
無くても上手くいくんで気分です。桐生砂の大きくゴロゴロした石の上を太い根が這いまわったりすると格好いいんですよねと言う根フェチ的気まぐれ。
思いのほか無性芽が沢山出来ていたのですべて鉢上げせず、小さなものはそのまま鉢に残して土を足して、来年にでもまた鉢上げしましょう。

カンシノブホラゴケCephalomanes thysanostomumの増殖:西表島_d0187020_20413889.jpg
ずらり。三倍ぐらいの鉢数に増えました。

カンシノブホラゴケ、観察するだけなら案外ソテツホラゴケやオニホラゴケよりもあっけなく見ることができるのでアレなのですが、
海外ではほとんどこの形状のコケシノブを見ることがありません。
ソテツホラゴケ、オニホラゴケ、シノブホラゴケ等は台湾でも、フィリピンでも見ることが出来ましたたがカンシノブホラゴケは見たことがありません。
一応台湾、フィリピンには分布しているはずなのですけれどね。

そしてこれに似た形状のコケシノブもまた案外少ないもの。
よくにているのはポナペ島に生える種とフィジーに生える種でしょうか。ラベルがなければ一見見分けがつかないほどよく似ています。
どちらもそうそう入手できるものではありません。そしてそのどちらも、栽培と言う点では同一ですが増殖スピードはカンシノブホラゴケには勝てない…
中々稀有な性質のコケシノブだと思います。栽培しやすく美しくかつ世界的に見てもちょっと珍しめの形…非常に繊細な姿をしていながら大型にも成長するというところも。

これからも大事に大事に増やしていきたいです。




# by green-2-gleaner | 2020-03-24 21:07

Aglaomorpha meyenianaとAglaomorpha cornucopia

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Aglaomorpha meyenianaの胞子葉がつきました。
玉すだれのような独特な姿で、大変可愛らしいです。
アグラオモルファはこうした葉先の形状が変化するものと、普通のシダのように葉の裏に胞子をつけるものとありますがこの差は一体何なんでしょうね。
ここまで違いがあると別属なんじゃ…と思わなくもないのですが最近はDrynariaと統合されてさらに一緒くたになってしまいました。よくわかんないや…
Aglaomorpha meyenianaとAglaomorpha cornucopia_d0187020_12371515.jpg
そしてこちらはAglaomorpha cornucopiaの胞子葉
うーーん似ている。特徴的にほぼ一緒と言って良い形です。
少なくともパッと見、胞子葉だけ見せられても違いが分からないと思います。
格付けチェックで出題されたら僕も間違えるかも。まぁ一流採取家じゃないから仕方ないね。

何度も訪れているフィリピンはルソン島で、偶然コルヌコピアを見つけたときは何で気付かなかったのだろうと思ったものですが、
胞子葉も含めこれほど酷似しているならさもありなん。メイニヤナが多いことは間違いありませんし、あると思って意識しなければ、少し大きなメイニヤナだと思って見過ごしていそう。
Aglaomorpha meyenianaとAglaomorpha cornucopia_d0187020_12424599.jpg
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Aglaomorpha meyeniana
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Aglaomorpha cornucopia
根茎がとかく明確に特徴的ですね。
コルヌコピアは毛が生えていません。
メイニアナはもふもふふわふわです。

コルヌコピアは葉の基部が器型になり、そこに落ち葉を溜めるというドリナリアのシールドチックな性質がありますがメイニアナにはありません。
根茎から少し立ち上がって葉がつく構造もコルヌコピアならでは…
と思ったのですが、これもしかして、モフモフの毛を全部剥いだらメイニアナもコルヌコピアのように立ち上がって葉っぱつけてたりしない?
流石にやったことはないので不明ですが…ありそう…
コルヌコピアのこの部位についてはメイニアナの毛が成立に絡んでそう…妄想がはかどりますね。

ところで話は変わりますがコルヌコピアはコルヌコと略すのに、メイニアナはいつもメイニアナと呼んでいたので、こっちも略したいなと思いました。
メイニャと呼ぶのはいかがでしょうか。可愛いですね
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Aglaomorpha drynarioides
スダレ系の葉先胞子葉をつけるのはこの子も同じですが、玉すだれにならず直線で、コルヌコやメイニャ(ほんとにその略称で行く気なのか?)は玉の部分に胞子を付けますが、ドリナリオイデスはベルビシアのように細く着きます。
近いような近くないような。
これはマレーシア産です。鉢から根茎が飛び出してたので切り取って植えつける予定の株。

Aglaomorpha splendensもフィリピンでよく見られますが、玉すだれにはなりませんが葉先が変化します。ちょっとごつい感じ。
並べてみると進化の、変化の流れっぽいものを感じられて大変面白いのですが中々同時期に胞子をつけてくれないのがちょっとネック。

ドリナリアよりもさらに大型になるのでちょっと手に取れる人が限られるところがありますが、ドリナリアよりも栽培は楽ですしことフィリピン産なら寒くても随分長く耐えてくれます。
現在耐寒試験中の屋外着生メイニアナも、古い葉は痛んできましたがまだ生きているという。さすがにこの二、三日の寒波は厳しいか? 生かすならそろそろ剥がしたほうがいい気がしますがどこまで耐えるのか調べることを思えば…まだ…
うう…取り込みたい
ただ耐寒性が高いのは間違いないですね。室内窓辺栽培なら行けちゃうんじゃないかと思います。あとは湿度か…今の時期屋外で行けるならきっと室内も行ける…気がします。
もっと実験を重ねますね。




# by green-2-gleaner | 2020-02-08 13:04


あの日見たシダの名前を僕達はまだ知らない。


by ゆう

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