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Asplenium bipinnatifidum

Asplenium bipinnatifidum


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フィジーのタベウニ島より持ち帰った小型のアスプレニウムです。
標高1000m以上の雲霧林の、コケに覆われた樹幹や、細い枝などに着生し群生しています。
葉っぱの全長はおよそ五センチくらい。現地の長い株で10㎝くらい。大きなものはヒノキシダに似ていますが、栽培株はそれをぎゅっと縮めたような姿になっています。そして一応ロゼットタイプ。
一応と書いたのはこれが非常に多くのランナーを生じ、そこから次々と無性芽を生じさせ、まるで根茎が張って成長しているかのように群生するからです。
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こんなふうに。
見た目がヒノキシダと言いましたが、ランナーは葉先ではなく株本から延ばします。
ほんとポコポコ無造作に無性芽を生じさせるので野放図な姿になってしまうのが玉に瑕ですが、うまく又釘などでよい位置に誘因して仕立ててやると美しい群生株に仕上がります。
昔コルク板に着生させたときは、あちこちに無性芽を着生させてかなり格好良くなりましたね。活着性能も悪くない。
こんな見た目ですが栽培は容易。ミズゴケ植えにして密閉容器、ビニール温室、ワーディアンケースなどでやや湿度を高めにしてやればどんどん育ってくれます。

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繊細でとても美しい姿です。
フィジー産ですしあんまり耐寒性などは期待しないほうがいいと思います。
あんまり暑がっているところも見たことがないので、クールタイプというほどでもありませんね。
この姿で丈夫とかとてもよろしい…
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ちなみに現地の姿はこんな感じ。
…え、全然違うやん、と思われたかもしれませんが、こうなんです。同種なんです。
実はこの種、かなり個体差があります。
元々二形の葉を持つ上に、繊細なものも、大味なものも、大柄なものも、とても小柄なものもあって、
そのうち特に好みのものを持ち帰って来たのが栽培株で、
今となって思えば極端な形状を何種類か持ち帰ってくればよかったなと思います。

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お分かりになられますか…同じ根元から異なる二形の葉が出ているのを。
一つはまんまヒノキシダ。けれどその株本から生えるちょっと大味な感じの葉は?
別に胞子葉と実葉とで別れているわけでもなく異なる葉なんです。テラトフィラムの幼い奴みたいですが、どうも幼いとこれになるというわけでもなく。
だって幼株表現なら無性芽から出るのはこちらなはずですし。
不思議。というか再現できないので何なのか分かりません。困った…意地でもこの表現出してみたい←

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うちの大株さん。
長年育てていますがこんな感じの姿にしかならない。変化してくれない。
現地の姿と見比べてもより繊細だなぁと思いながら、よい株を持ち帰ったつもりですが、
しかしながらもしかするとこいつの本当の性能をまだ理解していないだけかもしれない…
2014年に採取したので、ゆうに五年付き合っているわけですがまだ完全には心を開いてくれないのか、
それともこの子はこういう表現ということでよいのか。


あああ~~~~返す返すほかの表現の子も持ち帰ればよかった!


全部同じ表現になるなら姿が栽培環境によって変動するとわかりますし、
変わらず個性が残るなら個体差だと断言できますし、
いや、何株か持ち帰ったけど好きな個体以外リリースしちゃったんだったか…さすがにちょっと覚えてませんが、
輸入当時の株まだ残している人いるかなぁ。

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もっと大株にしたり、屋外の温室で育てたり、
いろんなパターンを試してみたいです。
持ち帰って来た株の写真が二種類残っていましたが、しかしこのどちらだったにせよ、まだその現地で出会った時の域には達していない気がするのです。
5年…ゆうに5年。されど5年。
まだまだ楽しませてくれそうじゃないの…
おらワクワクしてきたぞ…
…いやもうそろそろ本気出してお願いします…

もしもこの表現が、
個性ではなくこの種に共通し魅せてくれる多彩な表情だとしたら。

育て方を工夫して、いつかすべての貌を網羅したいものです。
…うん。もう少し大きく育てれば一つ違う表情を見せてくれそうな気がしてきた。
頑張ろう!







# by green-2-gleaner | 2019-03-09 22:41 | シダ植物

Drynaria rigidula


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Drynaria rigidula
フィジーはタベウニ島のドリナリア。
やっと王冠に近づいてきました。やはり屋外温室で育てるとシールドをつける速度が段違いすぎて敗北意識。
室内人工照明栽培でこうしたかったんだけどなぁ。

随分ご無沙汰しています。久しぶりの投稿ですね。
屋外温室も第二温室まで稼働し始め、それなりに設備も充実してまいりました。
厳しい冬を超えてそろそろ諭吉を吸い上げ続けた暖房設備も切ることができるか…灯油、本当にお金がゴリゴリ飛んでいきますね。
一週間に3400円ぐらい。一か月に一万円ぐらい?
まぁ計算しやすい金額だし、チェルブさん所とかよりはだいぶ安い気もします。
その辺やっぱりポリカ効果とか、断熱に気を使った構造になっているのが生きていると思いたい。
単に容量の差かもしれないけれど。向こうのほうが広いからなぁ…
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これらも胞子増殖を計画中です。
フィジーはまた攻めたいところですがタベウニはその中でも割高になりがちなので、
今後もいつ行けるか分かりませんし…また行けるのかなぁ。
そんな場所の株は特に大切に増殖に努めていきたい。
幸いドリナリアについては割と芽吹けば早いので、数年ぐらい手塩にかければ結構増やせそうではあるけれど、需要があるかは知らんです。
もうちょっと手軽にこの形に育つといいな。
涼しげな葉、美しいシールドの葉脈。リギデュラ大好きです。












# by green-2-gleaner | 2019-03-09 17:46 | シダ植物

ドーム前だけど出品中!

https://auctions.yahoo.co.jp/seller/green_green_gleaner?ngram=1
オークション出品ちうです。
東京ドームのらん展がもうすぐだってのに何してるんだろうね?
しかし売って儲けないといけない喫緊の理由があるのだ…なんせ採取のガイド料がちょっと足りなくて…!
だれかー! お願いしますーーーー!

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# by green-2-gleaner | 2018-06-27 23:00

出撃リスト(写真)



BBに持って行く植物リスト。
ちなみに直接販売は、現在仕事がクソ忙しくて死にそうなので無理です。マジ無理…販売する暇があれば植物弄りたい…
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 Crepidomanes auriculatum 増殖株活着済み

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Hymenophyllum denticulatum ボルネオ産のヒメチヂレコケシノブ

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フィリピンの雲霧林のコケ(あ! ウチワゴケもあるぞ!!!!!!)

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フィリピンの小さなピペル。桃ラメ綺麗よ。

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Cryptostylis sp フィリピン産の水玉模様の地生蘭。やっとリリース…!

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Austrogramme decipiensニューカレドニアの渓流シダ。アスプレじゃないよ。

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フィジーの可愛いAspleniumだよ。

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ボルネオのコケ!

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ボルネオのコケッ!

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Crepidomanes kurzii マメホラゴケ。

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Blechnum obtusatum var obtusatum 増殖株。十株以上は何とか持って行けるようにするよ。

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Agrostophyllum sp フィリピンの蘭とかも。蘭園の方とかもいらっしゃるので少量だけ…


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Piper sp涙型の。
フィリピンのピペルだけど小さめでシャープな姿が可愛い。増えてるので少し持って行くよ。


# by green-2-gleaner | 2018-06-16 12:47

ボーダーブレイク出撃リスト

BORDERBREAKSpring2018
に出席いたします。
http://borderbreak121415.blogspot.com/

久しぶりのイベント出席になるのですが、
残念ながら採取株はそれほど多くありません。
採りたてホヤホヤの面白い植物群をババーンと並べることはできませんが、その代り今まで採取してきた植物の増殖株をメインに並べていく予定です。
目新しいものはありません。
しかしここ暫く、イベントも休んで新居購入、室内栽培場の新設、屋外温室の新設と手を伸ばしてきたわけですし、
これからは、
採って出しだけでなく増殖生産も全力で行っていくという姿勢の第一歩みたいな、
小さい一歩みたいな、まぁそんな姿勢が感じられるような?(弱気)
そんなブースに出来ればいいなと思っています。

いつもよりえらい小規模じゃないかコケシノブログ終ったなって見捨てないで←
そのうち態勢を整えて復活しますので。ここで終わるもんかよ。
どのみちバリバリ採ってバリバリ売るスタンスは性に合いませんし、仕事しつつの兼業採取家は、
ノンビリ無理ない範囲で、面白い草採って育てて増やしていきます。

コケシノブらしく、そっと日陰で末永く、変わらずそこに居続ける存在でありたい。


という訳で前置きが長くなりましたが出撃リストです。作りかけですが。
興味のある方、ぜひ当ブースにお立ち寄りいただければ。

コケシノブの仲間
Crepidomanes auriculatum ツルホラゴケ
Crepidomanes kurziiマメホラゴケ
Crepidomanes minatum ウチワゴケフィリピン産
Cephalomanes thysanostomum カンシノブホラゴケ
Cephalomanes spフィリピンのオニホラゴケ?
Hymenophyllum denticulatum ボルネオヒメチヂレ
Trichomanes tahitense ニューカレゼニゴケシダ
Abrodictyum asae-grayiニューカレドニア産

コケの仲間
ボルネオのやつ。
ニューカレのやつ
フィリピンのやつ
フィジーのやつ
適当ですまんな…! 雲霧林系のんが色々や!

シダ
Blechnum obtusatum var obtusatum 増殖株
Antrophyum sp青光りタキミ『青くなくなってもうた…』
Aglaomorpha sprendens
Aglaomorpha meyeniana
Aglaomorpha heraclea
Austrogramme decipiens
Christiopteris varians


Cryptostylis sp水玉模様の地生蘭
Dendrobium chameleon?


その他植物
Piper spフィリピンの小さな桃星模様
Piper spフィリピンの涙型
Medinilla spフィリピン産、フィジー産など複数


# by green-2-gleaner | 2018-06-16 11:16


あの日見たシダの名前を僕達はまだ知らない。


by ゆう

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