2010年11月 第二期ニューカレドニア採取3
…と言うわけで地獄の幕開け行きまショー
その日は朝から体調不良でした。
かなり頭痛が酷く今日はもう一日ホテル周辺でバカンスしてやろうかしら? と思いつつ頭痛薬を飲んで一寝入り。
すると目覚めたら何だかスッキリしたのでやっぱり出かけようと思い立ちました。
やめときゃいいのに…
ツホの村までやってくると海辺にマングローブ発見。
近寄ってみるとどうやら二種類生えているようでした。
こちら、最高に素敵な姿をしたマングローブ植物がマヤプシギ。
こんな背丈が低いマングローブ植物があるなんて!
大感激。
見渡す限りマヤプシギ。
綺麗な花、面白い実。
こっちはそしてヒルギダマシ。
こちらも中々ハイスペックですよ。
おお…この幹にこの旬根…素晴らしすぎる…
こんな石がごろごろしているんです(持って帰りたかったけど重すぎ!)
勿論ヒルギも美しい姿!
んで。
こちら、実は八月に渡った橋。
怖くてスピードなんて出せません。
だから安全でした。
こちら、新しく出来た橋。
めっちゃ綺麗で広くて最高!
と言うわけでちょっと飛ばしました。
その先は未完成の未舗装。
ダート。
スリップして、ハンドル取られて、
対向車が居なかったのがせめてもの救い?
車道から転落してガコン(TдT)バキン
最悪…
物凄く凹みながら、しかし携帯も通じず車も通らないので仕方なく自力で車道へ這い上がる…底を擦ってバキバキ言わせながらアワワ…(TдT)
何とか…ホテルまで戻って報告して、とりあえず運転できるので乗ってていいそうで…
と言うかレンタカーの人に状況報告するのが大変すぎてもう涙が…
最悪…もう二度としたくない!
そう思いました。
マ、次ノ日マタスルンデスケドネ?(T∀T)
翌日。
凹んでても仕方が無いので目的は消化するようにする…
このまま南下してサラメアへ向う。そしてアブロディクティウムのラエタムとアサエ-グレイに出会う…!
やってしまった事は仕方が無い。今度は安全運転で焦らず行こう…
と言うわけで、ホテル出発。
バワの近郊まで辿り着いて、早速八月に採り逃したリュウビンタイモドキを探しに行く…
Cheilanthesの仲間。
ブレクナムの仲間。
森の中にはリギデュラが沢山ついた倒木が…ってカンザシワラビ!
一杯居ます。
これも初見のクレピドマネス。可愛かった…
Procris pedunculata …イラクサ科の樹上着生種。
凄いリコポもある。
んで、
ぶったまげたのがこれさ…
Abrodictyum caudatum
Abrodictyum flavofuscum
この二種!
はじめてみたときは何て美しいコケシノブかと思ったね…
前回見つけたのは全部子株だったから気付かなかったんだ。パニエにあるものと同じだと思った。
でも違った…
この時点で昨日の地獄なんてすっかり忘れたね。
この出会いに比べれば何もかも霞む。
余りの神々しさにもう我を忘れて…ヒカリクジラでも見つけたように呼吸すら忘れたさ…(大袈裟)
そして当然目的のものも見つけた。
リュウビンタイモドキ!
こちらはまだ何者かわからない…俺は、ローランディプリンシフィスだと思うけれど…アッテナータかも知れない…
ローランディなら、日本初?
いや、そも前の二種を持ち込んで育ててるのだって日本初だろうけれど。
もう大興奮ですよ…
んで戻ってきたらこの様なんだけどね!
…ニューカレの警察にご厄介になりましたよ…
日本でも事情聴取なんて一度しか受けた事が無いのに二度目がフランス語かよ!
いきなりレベル高っ!
…なんとかフランス語辞典を駆使して(警察の人が)頑張りましたよ…アレは一冊持って行くといいです。ホントです。凄く役に立ちます。
そんな感じで。半オープンカーと化した車ではもうどうしようもなく。
レンタカー会社は今すぐ返せと言いよるし。
現在時刻三時、レンタカー閉まるの七時。
ビュンビュン飛ばして片道三時間の距離をボロ車でビュンビュン飛ばせといいまする。
…というわけで、国際空港前まで必死こいてリターン。
車没収。罰金についての説明。
当然代車など頼める状況ではなく、残り丸一日残ってるっていうのに、ここで今回のオイラの旅路は幕を閉じたのでした…
その日は朝から体調不良でした。
かなり頭痛が酷く今日はもう一日ホテル周辺でバカンスしてやろうかしら? と思いつつ頭痛薬を飲んで一寝入り。
すると目覚めたら何だかスッキリしたのでやっぱり出かけようと思い立ちました。
やめときゃいいのに…
ツホの村までやってくると海辺にマングローブ発見。
近寄ってみるとどうやら二種類生えているようでした。
こちら、最高に素敵な姿をしたマングローブ植物がマヤプシギ。
こんな背丈が低いマングローブ植物があるなんて!
大感激。
見渡す限りマヤプシギ。
綺麗な花、面白い実。
こっちはそしてヒルギダマシ。
こちらも中々ハイスペックですよ。
おお…この幹にこの旬根…素晴らしすぎる…
こんな石がごろごろしているんです(持って帰りたかったけど重すぎ!)
勿論ヒルギも美しい姿!
んで。
こちら、実は八月に渡った橋。
怖くてスピードなんて出せません。
だから安全でした。
こちら、新しく出来た橋。
めっちゃ綺麗で広くて最高!
と言うわけでちょっと飛ばしました。
その先は未完成の未舗装。
ダート。
スリップして、ハンドル取られて、
対向車が居なかったのがせめてもの救い?
車道から転落してガコン(TдT)バキン
最悪…
物凄く凹みながら、しかし携帯も通じず車も通らないので仕方なく自力で車道へ這い上がる…底を擦ってバキバキ言わせながらアワワ…(TдT)
何とか…ホテルまで戻って報告して、とりあえず運転できるので乗ってていいそうで…
と言うかレンタカーの人に状況報告するのが大変すぎてもう涙が…
最悪…もう二度としたくない!
そう思いました。
マ、次ノ日マタスルンデスケドネ?(T∀T)
翌日。
凹んでても仕方が無いので目的は消化するようにする…
このまま南下してサラメアへ向う。そしてアブロディクティウムのラエタムとアサエ-グレイに出会う…!
やってしまった事は仕方が無い。今度は安全運転で焦らず行こう…
と言うわけで、ホテル出発。
バワの近郊まで辿り着いて、早速八月に採り逃したリュウビンタイモドキを探しに行く…
Cheilanthesの仲間。
ブレクナムの仲間。
森の中にはリギデュラが沢山ついた倒木が…ってカンザシワラビ!
一杯居ます。
これも初見のクレピドマネス。可愛かった…
Procris pedunculata …イラクサ科の樹上着生種。
凄いリコポもある。
んで、
ぶったまげたのがこれさ…
Abrodictyum caudatum
Abrodictyum flavofuscum
この二種!
はじめてみたときは何て美しいコケシノブかと思ったね…
前回見つけたのは全部子株だったから気付かなかったんだ。パニエにあるものと同じだと思った。
でも違った…
この時点で昨日の地獄なんてすっかり忘れたね。
この出会いに比べれば何もかも霞む。
余りの神々しさにもう我を忘れて…ヒカリクジラでも見つけたように呼吸すら忘れたさ…(大袈裟)
そして当然目的のものも見つけた。
リュウビンタイモドキ!
こちらはまだ何者かわからない…俺は、ローランディプリンシフィスだと思うけれど…アッテナータかも知れない…
ローランディなら、日本初?
いや、そも前の二種を持ち込んで育ててるのだって日本初だろうけれど。
もう大興奮ですよ…
んで戻ってきたらこの様なんだけどね!
…ニューカレの警察にご厄介になりましたよ…
日本でも事情聴取なんて一度しか受けた事が無いのに二度目がフランス語かよ!
いきなりレベル高っ!
…なんとかフランス語辞典を駆使して(警察の人が)頑張りましたよ…アレは一冊持って行くといいです。ホントです。凄く役に立ちます。
そんな感じで。半オープンカーと化した車ではもうどうしようもなく。
レンタカー会社は今すぐ返せと言いよるし。
現在時刻三時、レンタカー閉まるの七時。
ビュンビュン飛ばして片道三時間の距離をボロ車でビュンビュン飛ばせといいまする。
…というわけで、国際空港前まで必死こいてリターン。
車没収。罰金についての説明。
当然代車など頼める状況ではなく、残り丸一日残ってるっていうのに、ここで今回のオイラの旅路は幕を閉じたのでした…
#
by green-2-gleaner
| 2011-07-19 00:12
2010年11月 第二期ニューカレドニア採取2
二日目ですです。
テラホテルリゾートからまた車バンバン飛ばしていきます。
今日はパニエの麓まで辿り着こうと必死です。二時間ぐらいで辿り着かねばなりませんので…
相手は1600m級の山。その1000m付近まで上り詰めないといけないので必死です。僅かな時間も無駄には出来ません。
…といいつつ寄り道してしまう私…だって魅力的なんだもの! 何もかもが!
ヤンゲンのマングローブ。日本のものとは種類が違います。
ヤンゲンを越えるとこんな川が…
対岸に道。
バックと呼ばれる渡し舟? で渡ります。
どんぶらこっこと船を下りればそこはもうパニエ山麓のお膝元!
早速前回見つけはしたけど奥に入れなかった谷筋へ向います。
スパソグロッティスの綺麗な花がお出迎え。
美しい…オーストラリアではこれの黄色いのの自生を見かけましたがニューカレのはまた一段と美しい…
写っているだけでホングウシダの仲間、アブロディクティウム、セラジネラ、ソネリラの仲間、ツルアダンの仲間、アスプレらしい何か、他三種類のシダの姿が見えますね…
とんでもない場所です…
オーストログランメの群生です…凄い…
とても神聖な場所…のように思えます…
アブロディクティウム・デンタタムはそこらじゅうでみられますが何と美しいのでしょうね…
やはりコケシノブはいいです…最高です…
こんな石巻貝いました(笑)
ミルキーグリーンのコケシノブ科です。
やはり美しいランの宝庫…特に二枚目のランは欲しかった!
Dendrobium platygastriumかな…?
ところで。
これ、リボンゴケの仲間なんですけど…何かに気付きません…?
実は…
これが隠れてるんですよっ!
指先サイズのトゲナナフシ!
コケに擬態しています。
このサイズの個体を何匹も何匹も見つけたので多分これぐらいがマックスなのでは無いかと…
ニューカレドニアにはそこらじゅうで同じリボンゴケの仲間が大量に着生しているのを見かけますが…それに合わせて進化したのでしょうか…
おもしろいですね!
リコポディウムも見かけ始める。
ヒメノフィラム・デファランシィの姿。
こっちは地生のリコポディウム。
ドンドン沢登りを続ける…
ヒメウラボシの仲間。
そして無葉蘭の大株! 最高…
ユノミネシダ?
随分と美しい低木の姿…
しかし…
この日もまた目標に辿り着けず。
そして明日。再チャレンジとパニエへ向う途中に…地獄を見ます。
テラホテルリゾートからまた車バンバン飛ばしていきます。
今日はパニエの麓まで辿り着こうと必死です。二時間ぐらいで辿り着かねばなりませんので…
相手は1600m級の山。その1000m付近まで上り詰めないといけないので必死です。僅かな時間も無駄には出来ません。
…といいつつ寄り道してしまう私…だって魅力的なんだもの! 何もかもが!
ヤンゲンのマングローブ。日本のものとは種類が違います。
ヤンゲンを越えるとこんな川が…
対岸に道。
バックと呼ばれる渡し舟? で渡ります。
どんぶらこっこと船を下りればそこはもうパニエ山麓のお膝元!
早速前回見つけはしたけど奥に入れなかった谷筋へ向います。
スパソグロッティスの綺麗な花がお出迎え。
美しい…オーストラリアではこれの黄色いのの自生を見かけましたがニューカレのはまた一段と美しい…
写っているだけでホングウシダの仲間、アブロディクティウム、セラジネラ、ソネリラの仲間、ツルアダンの仲間、アスプレらしい何か、他三種類のシダの姿が見えますね…
とんでもない場所です…
オーストログランメの群生です…凄い…
とても神聖な場所…のように思えます…
アブロディクティウム・デンタタムはそこらじゅうでみられますが何と美しいのでしょうね…
やはりコケシノブはいいです…最高です…
こんな石巻貝いました(笑)
ミルキーグリーンのコケシノブ科です。
やはり美しいランの宝庫…特に二枚目のランは欲しかった!
Dendrobium platygastriumかな…?
ところで。
これ、リボンゴケの仲間なんですけど…何かに気付きません…?
実は…
これが隠れてるんですよっ!
指先サイズのトゲナナフシ!
コケに擬態しています。
このサイズの個体を何匹も何匹も見つけたので多分これぐらいがマックスなのでは無いかと…
ニューカレドニアにはそこらじゅうで同じリボンゴケの仲間が大量に着生しているのを見かけますが…それに合わせて進化したのでしょうか…
おもしろいですね!
リコポディウムも見かけ始める。
ヒメノフィラム・デファランシィの姿。
こっちは地生のリコポディウム。
ドンドン沢登りを続ける…
ヒメウラボシの仲間。
そして無葉蘭の大株! 最高…
ユノミネシダ?
随分と美しい低木の姿…
しかし…
この日もまた目標に辿り着けず。
そして明日。再チャレンジとパニエへ向う途中に…地獄を見ます。
#
by green-2-gleaner
| 2011-07-18 21:38
2010年11月 第二期ニューカレドニア採取
今回はローゼンストッキア採取リトライなわけでしたが正直散々な眼にあいました…
探索したのは「ウーライユ~ウァイル間の峠道」「パニエ山(海抜100m付近)」「ツホ周辺」「バワ周辺」です。
国際空港から西へ走ってウーライユの町まで、北上し中央山脈を抜けて東海岸へ、また西へ走ってパニエ山に向かい、同じ道を引き返す…
その過程で砂地でスリップ⇒道路脇へ転落、バンパーがべロンと…
その翌日にガラスを叩き割られて車上荒らしに逢ったり…
しかも保険が利かなくて30万円ばかしヤラれました。
アホです。
散々です。
もう沢山です。
…でもまた行くわけですが(てへっ)
フランボワイアン…火炎樹です。
非常に美しい…
真っ青な空に真っ赤な花弁。
ニューカレドニアに帰ってきたと思いました…
ブレクナム・ギッバムの野生株。
天然でみるとまたなんともいえない風情がありました…
ドッディア・メジャー
これも幹立ちするブレクナム科。葉がパリパリで面白いです。
サトイモ科もありますが天然なのか微妙な所です。
雄大な景色です。
ウーライユ~の峠道ですね。
Adiantum hispidulum
ヘゴもあります。
看板に日本語w
ここから北部州。植物が面白くなるのは北部からです。
ダバリアの一種。
こんな風景に心底身震いします…!
アスプレニウムの一種?
美しいフィランサス
オオアオホラゴケ
蘭も沢山あるのですが持ち帰れないのが心底辛い…!
アスプレニウムの一種…これは相当奇妙で美しいです。こんなシダ見たことない!
ミクロソリウムっぽい何か…
不気味すぎる樹木。
最早アジアの植物ではありません。異界です。奇怪すぎます。
大興奮!
この辺で大体標高300m
ベルビシアとかもでてきます。
そしてこの辺でゼニゴケシダ!
これは見つけたとき感動した…けど詳細はゼニゴケシダの項で(笑)
Christiopteris varians
このときは知らずミクロソリウムだと思っていた。
三又になるし縁はウェーブだし葉脈ははっきりと黒くて不気味だし主脈だけなんと赤色だし何このハイスペックミクロソリウム! と興奮した。
実際はもっと凄まじいクリスティオプテリスと言う珍しい属で、ニューカレ固有種。
んで。この辺で土砂降り…
細い峠道。余りに凄まじい雨脚で前方も殆ど見えず、運転ミスってちょっと死ぬかと思いました。
採取なんて出来るはずが無いので何とか目的のホテルまで直行し、部屋も確保できて安堵…
熱帯はこういうのが怖いです。
探索したのは「ウーライユ~ウァイル間の峠道」「パニエ山(海抜100m付近)」「ツホ周辺」「バワ周辺」です。
国際空港から西へ走ってウーライユの町まで、北上し中央山脈を抜けて東海岸へ、また西へ走ってパニエ山に向かい、同じ道を引き返す…
その過程で砂地でスリップ⇒道路脇へ転落、バンパーがべロンと…
その翌日にガラスを叩き割られて車上荒らしに逢ったり…
しかも保険が利かなくて30万円ばかしヤラれました。
アホです。
散々です。
もう沢山です。
…でもまた行くわけですが(てへっ)
フランボワイアン…火炎樹です。
非常に美しい…
真っ青な空に真っ赤な花弁。
ニューカレドニアに帰ってきたと思いました…
ブレクナム・ギッバムの野生株。
天然でみるとまたなんともいえない風情がありました…
ドッディア・メジャー
これも幹立ちするブレクナム科。葉がパリパリで面白いです。
サトイモ科もありますが天然なのか微妙な所です。
雄大な景色です。
ウーライユ~の峠道ですね。
Adiantum hispidulum
ヘゴもあります。
看板に日本語w
ここから北部州。植物が面白くなるのは北部からです。
ダバリアの一種。
こんな風景に心底身震いします…!
アスプレニウムの一種?
美しいフィランサス
オオアオホラゴケ
蘭も沢山あるのですが持ち帰れないのが心底辛い…!
アスプレニウムの一種…これは相当奇妙で美しいです。こんなシダ見たことない!
ミクロソリウムっぽい何か…
不気味すぎる樹木。
最早アジアの植物ではありません。異界です。奇怪すぎます。
大興奮!
この辺で大体標高300m
ベルビシアとかもでてきます。
そしてこの辺でゼニゴケシダ!
これは見つけたとき感動した…けど詳細はゼニゴケシダの項で(笑)
Christiopteris varians
このときは知らずミクロソリウムだと思っていた。
三又になるし縁はウェーブだし葉脈ははっきりと黒くて不気味だし主脈だけなんと赤色だし何このハイスペックミクロソリウム! と興奮した。
実際はもっと凄まじいクリスティオプテリスと言う珍しい属で、ニューカレ固有種。
んで。この辺で土砂降り…
細い峠道。余りに凄まじい雨脚で前方も殆ど見えず、運転ミスってちょっと死ぬかと思いました。
採取なんて出来るはずが無いので何とか目的のホテルまで直行し、部屋も確保できて安堵…
熱帯はこういうのが怖いです。
#
by green-2-gleaner
| 2011-07-18 20:57
Hymenophyllum sp
Hymenophyllum sp
ボルネオのサラワク州、ミリ近郊にて採取された非常に繊細なHymenophyllumです。
まるでヒメチヂレコケシノブのような縮れ方をしていますが…なんとも小さな姿!
果たしてこれはヒメチヂレなのかそうでないのか…
コウヤコケシノブなんかはこの程度のサイズ変化なら十分以上にありえるので予断は許せません。
ソレよりまずはキチンと栽培することですね…
何をさておき美しい!
何としても維持し美しく育て上げたいと思わせる姿をしています…
惚れ惚れ…
包膜のある葉が見られないのでやはりマックスサイズでは無いような気がします。
これからがとても楽しみです。
ヘゴに括りつけて栽培していますがこれで上手くいけば良いのですが…
今のところ順調。しかし活着するかは別問題。
ヒメノさんはまず維持できずにすぐにダメになるか、ダメにならないまでも活着せずに次第にダメになるか、活着しても何かの環境変化の拍子に一瞬でダメになるか…そういった諸々を乗り越えて安定的に栽培できるので難しいです。
これがクレピドマネスだと、活着までがスムーズに行くので最終段階、環境の大きな変化にだけ気をつけていれば良いので格段に楽なんですが…
いやはや、まだまだ修行が足りません。
何か「こんな栽培で上手くいってるよ!」と言うのがあればぜひ教えて下さいませ…
ボルネオのサラワク州、ミリ近郊にて採取された非常に繊細なHymenophyllumです。
まるでヒメチヂレコケシノブのような縮れ方をしていますが…なんとも小さな姿!
果たしてこれはヒメチヂレなのかそうでないのか…
コウヤコケシノブなんかはこの程度のサイズ変化なら十分以上にありえるので予断は許せません。
ソレよりまずはキチンと栽培することですね…
何をさておき美しい!
何としても維持し美しく育て上げたいと思わせる姿をしています…
惚れ惚れ…
包膜のある葉が見られないのでやはりマックスサイズでは無いような気がします。
これからがとても楽しみです。
ヘゴに括りつけて栽培していますがこれで上手くいけば良いのですが…
今のところ順調。しかし活着するかは別問題。
ヒメノさんはまず維持できずにすぐにダメになるか、ダメにならないまでも活着せずに次第にダメになるか、活着しても何かの環境変化の拍子に一瞬でダメになるか…そういった諸々を乗り越えて安定的に栽培できるので難しいです。
これがクレピドマネスだと、活着までがスムーズに行くので最終段階、環境の大きな変化にだけ気をつけていれば良いので格段に楽なんですが…
いやはや、まだまだ修行が足りません。
何か「こんな栽培で上手くいってるよ!」と言うのがあればぜひ教えて下さいませ…
#
by green-2-gleaner
| 2011-07-18 19:42
第三期ニューカレドニア採取(5月6日)
とんでもねぇダートを越えた先にその楽園は広がっていました…
Pterostylis (ophioglossa?)!
…一瞬我が眼を疑いました…今回はここまで幸運続きで良いのかと…
プテロスティリス(まぁ発音はテロスティリスですがそんな事はどうでもいい…)は、ドックリリアに続いて自生地を見なければと思っていたランで…それがまさかニューカレドニアで見れるなんて…
全く想いもしませんでした。
しかも赤花ですが…オフィオグロッサ!
プテロスティリスに一目惚れしてほうほうに手を尽くしてはじめて手に入れたのがオフィオグロッサ…現地ではじめてみたのもオフィオグロッサ!これが運命でなくてなんでしょうか?
オーストラリア南西部に生えるものを以前購入。それは緑色の花だったけれど…
ニューカレドニア産は赤花。
花の雰囲気も色以外は同じ、株の姿も同じ。
豪州地生蘭の大御所のサイトはこの赤いオフィオを偽者だと言いますが、私はこれもまたオフィオグロッサなのだと思いたいです。
原種洋ラン図鑑でもどちらもオフィオと記載されていますし。
オーストラリア産は緑花だけど、
ニューカレドニア産は色が違うのだと。
それでいいじゃないですか…
なんて、今はそう思っておく事にします。
ジンジャーの花が咲いている。
格好良いツルアダンの仲間。
これもツルアダンだけど別種だね。
ユノミネシダも見つける。
ノボタン科の何か。
葉軸がジグザグする素敵なシダ。
新芽が素晴らしく赤いブレクナム。
Gleichenia dicarpa
とんでもなく繊細で美しい…
コシダの仲間かと思ったら近いけど違うグレイケニア属だった。
普段コシダの仲間なんて集めないけれどこれならば群生させたい! と本気で思えた…
なんだかプレウロっぽくて素敵な蘭。
ヤブレガサウラボシ。
そして、
そしてとんでもないランを見つけた…
な、なんじゃこりゃー!
まるでオエセオクラデスのような葉色をした…ジュエルオーキッドだと…?
こんなの見たことが無い!
あまりの感動に叫んでしまった…
これは…蘭好きの人が見たら狂喜するな…
そういった経緯もあり、今回は産地を殆ど書いていないのです(笑)
Lindsaea prolongata
これもニューカレドニア固有の珍しいシダ。
見た目が凄いので、ぜひとも見つけたかった種。
今回三度目にしてようやく見つける事ができた…
Abrodictyum flavofsucum
前回、バワ近郊で見つけた採取できなかった方!
それが大量に目の前に現れお出迎え…
しばしその姿に陶酔…
なんとも巨大で美しい姿…
実際どうやって育てるんだよ?ッて話だけれど今だけはそんな事を気にする必要は無い…今ここに、彼女(そういうことにしておいて欲しい)は居るのだから…
アッペンディクラも初見。
本当にこの姿で地生なんだ…凄い…
Tmesipteris lanceolata?
イヌナンカクラン属…!
この辺からこいつらの姿が見られる。
ぜひとも見たかった種…
Sticherus montaguei
コシダの仲間の植生も変わり始める。最早高地。
そして…とうとう出会えたアブロディクタムのラエタム…
この感動はここでは言い表さない…彼に出会うためにここまでやってきたのだ。
…。
やったね!
ニューカレドニアのコケシノブ、アブロディクティウムで後見ていないのはアサエ-グラワイのみ。
次こそは見つけてやるぜ…
奇怪すぎるブレクナムがお出迎え。
素晴らしいデンドロ?
アスプレ…かな?
これがもし斑入りだとしたらとんでもなく惜しい事をしたかも…
フマタの一種。
オオクボシダの仲間。
綺麗な模様のシダ。
非常に美しいコケ。
これは別の山の別の川で見つけたカワゴケの仲間。
とっても繊細で綺麗!
Pterostylis (ophioglossa?)!
…一瞬我が眼を疑いました…今回はここまで幸運続きで良いのかと…
プテロスティリス(まぁ発音はテロスティリスですがそんな事はどうでもいい…)は、ドックリリアに続いて自生地を見なければと思っていたランで…それがまさかニューカレドニアで見れるなんて…
全く想いもしませんでした。
しかも赤花ですが…オフィオグロッサ!
プテロスティリスに一目惚れしてほうほうに手を尽くしてはじめて手に入れたのがオフィオグロッサ…現地ではじめてみたのもオフィオグロッサ!これが運命でなくてなんでしょうか?
オーストラリア南西部に生えるものを以前購入。それは緑色の花だったけれど…
ニューカレドニア産は赤花。
花の雰囲気も色以外は同じ、株の姿も同じ。
豪州地生蘭の大御所のサイトはこの赤いオフィオを偽者だと言いますが、私はこれもまたオフィオグロッサなのだと思いたいです。
原種洋ラン図鑑でもどちらもオフィオと記載されていますし。
オーストラリア産は緑花だけど、
ニューカレドニア産は色が違うのだと。
それでいいじゃないですか…
なんて、今はそう思っておく事にします。
ジンジャーの花が咲いている。
格好良いツルアダンの仲間。
これもツルアダンだけど別種だね。
ユノミネシダも見つける。
ノボタン科の何か。
葉軸がジグザグする素敵なシダ。
新芽が素晴らしく赤いブレクナム。
Gleichenia dicarpa
とんでもなく繊細で美しい…
コシダの仲間かと思ったら近いけど違うグレイケニア属だった。
普段コシダの仲間なんて集めないけれどこれならば群生させたい! と本気で思えた…
なんだかプレウロっぽくて素敵な蘭。
ヤブレガサウラボシ。
そして、
そしてとんでもないランを見つけた…
な、なんじゃこりゃー!
まるでオエセオクラデスのような葉色をした…ジュエルオーキッドだと…?
こんなの見たことが無い!
あまりの感動に叫んでしまった…
これは…蘭好きの人が見たら狂喜するな…
そういった経緯もあり、今回は産地を殆ど書いていないのです(笑)
Lindsaea prolongata
これもニューカレドニア固有の珍しいシダ。
見た目が凄いので、ぜひとも見つけたかった種。
今回三度目にしてようやく見つける事ができた…
Abrodictyum flavofsucum
前回、バワ近郊で見つけた採取できなかった方!
それが大量に目の前に現れお出迎え…
しばしその姿に陶酔…
なんとも巨大で美しい姿…
実際どうやって育てるんだよ?ッて話だけれど今だけはそんな事を気にする必要は無い…今ここに、彼女(そういうことにしておいて欲しい)は居るのだから…
アッペンディクラも初見。
本当にこの姿で地生なんだ…凄い…
Tmesipteris lanceolata?
イヌナンカクラン属…!
この辺からこいつらの姿が見られる。
ぜひとも見たかった種…
Sticherus montaguei
コシダの仲間の植生も変わり始める。最早高地。
そして…とうとう出会えたアブロディクタムのラエタム…
この感動はここでは言い表さない…彼に出会うためにここまでやってきたのだ。
…。
やったね!
ニューカレドニアのコケシノブ、アブロディクティウムで後見ていないのはアサエ-グラワイのみ。
次こそは見つけてやるぜ…
奇怪すぎるブレクナムがお出迎え。
素晴らしいデンドロ?
アスプレ…かな?
これがもし斑入りだとしたらとんでもなく惜しい事をしたかも…
フマタの一種。
オオクボシダの仲間。
綺麗な模様のシダ。
非常に美しいコケ。
これは別の山の別の川で見つけたカワゴケの仲間。
とっても繊細で綺麗!
#
by green-2-gleaner
| 2011-05-21 23:15
あの日見たシダの名前を僕達はまだ知らない。
by ゆう
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