ニューカレドニアの雲霧林

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ようやくニューカレドニアの高地へのアクセスが安定してきました。
やはり雲霧林は良いですね。とは言えまだまだ気軽に訪れるというわけにはいかず、車で1000mまで登れるような他国が如何に有り難いか身に沁みます…特に足腰に。

まぁ、室内仕事で貧弱になった運動不足中年の苦労話などしても仕方がないので、雲霧林の話にはいりますね。
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靜かな森です。
800mぐらいまでは時折聞こえた鳥の声も、ここまで来るともう聞こえません。
雲の中にある森。コケとコケシノブの天国。そろそろ長い時間かけて登って少しの間しか滞在できないのも残念なので、テントとか持ち込んでキャンプしてみたい気もしますが、これでも相当寒いので夜は流石につらいだろうなぁと思いつつ…
何とか日帰りできるので良いですが、日帰りできない標高を目指すとなると、そうも言ってられないわけで。この辺で訓練しておくのも良いかもしれませんね…

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Hymenophyllum francii?
南太平洋のシダ図鑑に載っている図よりも若干切れ込みが多いですが、ネットではこういう形がヒットする…胞膜の形はそれっぽいので合っているような。
木に着生していましたが、やや個体数少な目。コケシノブを探す眼で木々を観察しながらも一瞬変わったコケかな? と思ってしまったちょっと変な外見です。
凄く雑で大きなウチワゴケのような雰囲気。属はヒメノフィラムですが。
しかしこれは群生すると可愛い気がする…とても良いデス。


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ムクムクゴケと、たぶんDicnemonの仲間。
ムクムクゴケは最近栽培に成功してぐんぐん成長していますが、何がポイントだったのかさっぱりわかりません。
温室が完成したら現栽培場は全部移設するので、ガラッと環境が変わって再現できなかったらどうしようと今から少し憂鬱です。
Dicnemonは見るからに栽培が難しそうですが、果たしてどうでしょう。
簡単だったら良いのですが…

とにもかくにも、美しい苔が目に飛び込んでくると胸が高鳴りますね。

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ヘゴに着生する小さくて、ぺらいHymenophyllum。
Hymenophyllum lyalliiかな。さっきのfranciiよりさらにさらに薄い。こういう薄いのは栽培が難しいんだよな…と言いつつ栽培には成功しています。何とかなる、割と育つ。
しかし美しいデス。残念ながらほとんどの写真がぶれてしまったので綺麗な写真がないのですが…

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胞膜もちょっとギザギザッとしている。鋸歯がいい味出してますよね…。


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Hymenophyllum dimidiatum
スタイリッシュなコケシノブ。胞膜に鋭い鋸歯もあり、間違いないと思う。
でもとある海外サイトでは全然違う姿の写真が載ってて少し残念…。それ明らかに胞膜に鋸歯ないじゃん! ニューカレドニアの植物がたくさん載っているのでありがたいんだけど、割と間違いが多いので困る…
憧れのとある幻のコケシノブの近縁種とされる…見に行きたいなぁ…ローゼンさん。

この種自体は栽培も容易でとてもいい…

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あ~…

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はあ~~~~~~~~これ。…ふう~~

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…ああ…………好き…
Pleuromanes pallidum
白いコケシノブですね。何度見ても壮観…
渦巻く霧に揺られてそよそよと揺れる青白い掌。なんか表現がホラーだな? 低い標高の木々は割と日本と同じく伐採とかもされていて若いのが多いけれど、この標高になると並び立つ木々も巨木が多く、いかにも古くからそこに佇んでいるという風格を感じさせます。そうした巨木の幹にはたいていこの子たちが…たまらんですよ…

ところで、今回の雲霧林の目的は、前回一株だけしか見る事の出来なかったコケシノブの再確認…非常に小さなコケシノブなのでなかなか目が慣れてくれません。
どこに居るのやら…探しながらどんどん登っていきます。

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Calymmodon cucullatus
ヒメエボシシダ属ですが、いわゆるオオクボシダの仲間ですね。
幹立ちするような風貌がかなり格好イイです…
薄くなくてやや硬質なのもまた痺れます。

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確り観察してなかったけど…Ctenopteris系かな。

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標高1000mを超えて、1100mあたりから唐突に姿を見るようになるウチワゴケ…
低地にも生えているのだけど、いきなり個体数が増えて驚く。しかも姿が割と豪華で羽状複葉になる個体も。
一応調べてもウチワゴケという区分になりそうだけど、これは多分、分類しようとしたらやたら細かく分類できる奴じゃないかなぁ…今はまだ研究が進んでないけど、そのうち変種とかになったりしそうでワクワクします。

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Hypnodendron menziesii

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Dicnemon sp

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Abrodictyum asae-grayi
非常に美しいコケシノブ…この繊細さはヤバいデス。
Trichomanes meifoliumに非常によく似ています。ほぼ特徴としては同じなのですが、meifoliumの方がより繊細な印象。asae-grayiのほうが少しだけ、ほんの少しだけ太いのです。
フィジーでもasae-grayiを確認しています。こちらも多き印象ですね。
メイフォリウムは栽培がとても難しいですがこちらは簡単な印象…見た目はほぼ同じでもこの特徴は大事…ビバ栽培容易…そういうのを選別したいものです。


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そして…漸く出会えました。
この樹に着生しています。大きいヒメノは別ですよ。

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これです。コケにしか見えませんよね?

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Hymenophyllum mnioides
今回の目的はこの子でした。
ニューカレドニア固有のコケシノブ。まるで南米のセルフィロプシス属の様な特殊な外見。少し大きなハネゴケの仲間にしか見えませんね。

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ちなみに近所に生えているハネゴケの仲間。紛らわしい!
似すぎです。見間違えること請け合い。

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余りの美しさに言葉も出ませんね…
標高は1200mほど。位置的にはやや高めで自分の目線より上以上にある事が多かったように思います。
やや光が当たり、地面より遠いという環境から小さく縮こまるような姿に進化していったのかな…dimidiatum的なヒメノフィラムをぎゅっと縮めたら確かにこんな感じになりそう…素敵…ホント素敵…
最大でも3、4㎝で、概ね1㎝から2㎝程度の小型のコケシノブですが、見つけられてよかった…
一度見つけると目も慣れたもので結構な個体数を見つけましたが、やはり少し高めの位置に着生しているようでした。やはりちょっと過酷な環境でも頑張る系(雲霧林だからそれなりだけどね)コケシノブのようです。

南米にまでこの形状を見たくて見たくて行きたくて仕方がなくて計画を立てたけれど日数的に休みが取れなくて断念したのですが、まさかのニューカレドニアの地で見れました…感無量…というのはもしかしたら前回どこかで書いたかもしれない。
けれど今回もまた座り込んでじっと眺め続けてしまう程心が奪われました。
斜面からせり出した倒木の枝に跨って、雲霧がすり抜けていく中でぼうっと小さな植物を見つめ続ける…同行者がいたら飽きて昼寝でもしそうなぐらいじっと眺めていたかもしれません(笑)

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枝の右側に集中して着生しています。環境的にそっちの方が良いのでしょうけれどいったい何が違うのか…風の流れが違うのでしょうけれど倒木だから元の位置がわからない…

再び出逢えてよかった。
これは間違いなく、思い出に残る一種です…。
# by green-2-gleaner | 2017-01-19 22:34 | Comments(0)

Pulchrinodus inflatus

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New Caledoniaの高地を雲霧林に向けて登っていく途中。
標高800mだかを超え、雲が尾根を音も無く乗り越えていくような景色を眼下に眺める頃に、ちらほらと地面にパッチを作っている彼らに出会えます。
金色をした地生の大型のコケ。Pulchrinodus inflatus。
…なーんて気取って学名書いていますが自分で調べたわけではありません。教えていただきました。
全然既存のコケに類似してないから調べるに調べられない…日本は世界有数のコケ大国なので日本のコケを網羅していれば大体何かしら近似種が見つかるものですが、
こいつは…なんなんだ…

Pulchrinodaceae ウツクシナゾゴケ科.
新称:学名 (pulchre : beautifully, + nodus : a knotty problem.)に由来

↑コピペですが、先ず科名からしてすごい。何というか、凄い。一度聴いたらもう忘れない。
ウツクシナゾゴケ…
美しい謎のコケ…なんて…なんて…そのまんまなんだ…!
捻りがないことが逆に斬新と言うぶっ飛んだネーミングセンスに脱帽であります…

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半端じゃない美しさ。


生えている場所は腰丈くらいの低木やグレイケニアなどが生い茂る場所ですが、決まってそうした植物の途切れている場所などに見られます。
植物が生えていない場所。よくある「植物で陰になっている所」ではなく、開けた場所を好みます。
むしろ植物の陰になっている場所ではあまりきれいな個体が生えておりません。全く生えていないわけではないのですが、生えている、というだけですね。
目を見張る株はやはり、しっかり光が差し込む場所で。美しく金色の株を群生させています。

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一番わかりやすいのは登山道的な場所ですね。剥き出しの土手になっている場所に見られます。
やや低木林になっている場所にも見られますが、落ち葉などがあるとやはりちょっと生育が悪いです。
単純に光好きなのかもしれませんが、水を確り受けたいのかもしれません。その両方か。

個体数は非常に多いのですが、標高の高いエリアにあまりルートがないのでまだ数カ所でしか出逢えていません。昔日本に持ち帰った株は、それほど栽培も難しくありませんでした。灌水大好きでしたね。

とにもかくにも…
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永遠に眺めていたい美しさです…
# by green-2-gleaner | 2017-01-18 00:20 | Comments(0)

ようやく新年のあいさつを…

あけましておめでとうございます。本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

久しぶりに落ち着いた休日です。
来週もフリーの日が殆どない程予定ぎっしりで出品すらできませんが、面白い植物は持ち帰っているんです…気温も天気もよろしくありませんし、困ってしまいますね。

年末年始は海外で過ごしました。場所は例の如くニューカレドニア。
急速に高まってきたオブオブ人気と、「手に入らないよ!」という声にお応えしたくて予約販売など実施いたしました。ご期待に沿えるような株を持ち帰れたかどうか心配ですが、喜びの声も多数いただいており、結果は上々だったのかな…? と胸をなでおろしております。

とは言え個人的には「もっと格好良い株を提案できればよかったのに…!」と頭を抱えながらセレクトしていたので、もう少しやりようがあったかなとも思います。

一つ目の産地で「Aさんの株、割と希望に近いけどちょっとこの点が難点…次の産地で採取しよう」

二つ目の産地で「Aさんの株、一つ目の産地の方が希望に近かった…!」

というような。産地から産地への移動がそう簡単でない以上、一日ではとても回り切れない感じでしたね…。無駄な採取をしない、という自己制限も設けていたので、希望に近そうな株を多めにとっておいて後で選別するという事もしなかったのが余計難しかったのかも。
まぁ初回ですから、次回があれば希望者数ももう少し落ち着くでしょうし、より喜んでいただけるようなセレクトが出来ると思います…しかしこれはホント、採取日程に余裕がないと私が行きたいところに行けないという本末転倒になますので諸刃の剣ですね…

副産物で多数新産地を発見しましたし、何より温室が完成したらニューカレドニア木本を強化していきたいので、また南部には行くと思います。
とは言え今年は渡航日数が少なくなりそうなので、やるとしても人数制限が必要そうですね…


年末は現地で車内放置して痛んだ食材を口にして吐き気と頭痛の中で一夜を車中で明かしました。寝ているのだか起きているのだかわからない朦朧とした意識の中で初日の出を拝みましたが、いやはや、ちゃんとホテルは予約しなきゃいけませんね…うっかり年末取り忘れて大失敗です。
そのうえ翌日には謎の歯痛。帰国後調べて根元からポッキリ折れていたことが判明で抜歯治療。なんだか散々です。今年は厄年だったかしら? 今年は家の購入もリフォームもあり、そっちの方で問題がなければよいのですが、不幸だわ…不安だわ…
そう言えばデジカメも電池蓋が微妙に開いたまま水没させて後遺症が残るダメージを負うし、色々トラブルが頻発しているのですが、一体何事でしょうか…何かどでかい幸運をつかむための反動で不幸が前倒しに襲ってきていることにしておきたい。或いは気づいていないだけで何か幸運をつかんでいるのかも…ポジティブに考えましょう。そして、肝心な部分でトラブルを犯さないよう注意しなくては。

とは言えそんなわけで、デジカメが水没した都合上現地写真も殆どありませんが、幾つか現地の植物紹介を書いていきたいと思います。書いていきたいと思います(二回言った)
書けたら良いと思います…

楽しんでいただけましたら幸いです。
それでは今年も、良い植物との出会いに恵まれますように!


宇治宮
# by green-2-gleaner | 2017-01-15 14:36 | Comments(0)

予約について

ひとまずオブオブ予約は26日までで締め切りと致しますね。
予約を希望される方はお早めにメールよろしくお願いいたします。
年末で忙しくなってまいりましたので、それ以降のメールは確認できない恐れがありますので…


さていよいよニューカレドニアです。あぁ久しぶりの第二の故郷…
年末をニューカレで迎えるのはこれで何度目か。ここ数年海外はおおむね年末ですけど。
今回はほぼほぼ予約やリクエスト消化、そしてまだ秘密のほにゃららがメインですけど一応目新しい植物やあまり持ち帰れなかかった植物なども探してくる予定です。
頑張ってきますよ~!

家のリフォーム計画も中々面白い展開を迎えつつ、ローンも無事に承認が下りて、新栽培場計画も中々順調。このままいい感じに進んでもらいたいものですがはてさて。
# by green-2-gleaner | 2016-12-25 11:34 | Comments(0)

謎のコケシノブと不思議なコケ

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最初は、ニューカレドニア産のヘゴ着生コケシノブをヘゴの破片ごとへゴ棒に縛り付け、コケシノブを栽培しようとしていたケース。
これは初期の初期に採取してきたもので、たぶん第二回目ニューカレドニアぐらい。
当時記録していた名前はどうやら間違っているらしく、しかし訂正しようにも種類が解らない困ったちゃん。相当な美麗種なのでちゃんとした名前を識ってあげたいのですが…

知識が増し、経験が蓄積されたことで、
むしろ名前が解らなくなった植物。割と多くあります。

これは○○だろう。
いや、本当はこれが○○だったんだ…!
では、今まで○○だと思っていたこの植物は、一体…?

一つ一つ謎が明らかになっていくように見せかけて、暗闇の中を光で照らしながら模索していくかのよう。
通りすぎた植物は振り返ってもまた暗闇の中に戻っている。
知るためにはもちろん、照らしに、この目で確認しに戻らないといけません。
…それが、その遅々とした手探りの歩みが、冒険心をくすぐります。
この道が、舗装され、常時照らされるようになった道ではないと思い知るので…。

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この謎のコケシノブについてもっと深く追求するのも楽しいのですが、しかし今回は実はこっちがメインではなく、

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こちらのコケが、とても気になっております。
もしかしたら昔何処かに書いたかもしれないです。
ヘゴ片から復活した金色のコケ。
最初は僅かだったそのコケも、長年管理し続けた結果、三本切って並べて敷いたへゴ棒の表面ほぼすべてを覆うまでになりました。
謎のコケシノブの暴れていた根茎も飲み込んでマットを作るので、結果としてコケシノブも落ち着いて成長ができるようになり、眺めているだけで幸せになれるケースが出来あがっています。

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剥き出しだったへゴ棒表面も、胞子が飛んで発芽して徐々に覆い尽くされて。
「またひとつへゴ棒がコケに没したか…(喜)」と深みのあるボイスで呟きたくなります…

何が美しいって、やはりこの写真のこの色彩このままの金色であるという事でしょうか。
発芽して生育し始めた幼い株もこの色で年がら年中この色彩なので、こういうコケなのだと思いますけれど。
着生ゴケで、窓際ほぼ放置で勝手に増殖して勝手に育ってくれて、これほどまでに美しい。
しかも他にはない輝くような黄金色。これは思わぬ拾いモノかもしれませんぞ?

日本の盆栽で用いられる、スギゴケや、スナゴケ、シラガゴケ、ハイゴケやその他、「園芸的に利用可能なコケ」は様々な種類見出されていますが、
これを、熱帯植物という観点で見た時意外と「使えるコケ」のバリエーションが多くない。
テラリウムやビバリウム、最近知ったパルダリウムという言葉のように、日本の箱庭とか、盆栽の様に植物のある、植物を用いた風景を作る分野はあるのに、海外の様々な美しい植物を用いて自由に製作するのに、苔は何だか、現地でコケを見ているとまだまだ発展性がありそうな気がするのです…

まぁ、使える(簡単に育って綺麗になる)コケを見出すというのは植物のそれよりそれはそれは大変なのですが、魅力的で変な種類が多数あるのを知っていると、勿体ないなぁと思う訳で、
こうして偶然にも、他に類を見ない程特徴的で綺麗に育っている種類を見つけてしまうと、ゆくゆくは増殖生産してそう言った「箱庭」に一般的に用いれたらいいなぁと思うのです。

海外産の特徴的なコケの生産農家。…どうだろう。生活できるだろうか…? 
ちと無理くさいか…
日本のコケだって、古くからの盆栽系のコケ以外最近流通しているやつはどうも山採りだろうし…
五年ぐらい前にコケの生産農家みたいなのはしたいと思ってたけど明らかに採算取れなさそうだったし…でも今になって、やっぱり生産してやってみたくなる。日本産山採りのほうが簡単に儲けられても、それだけじゃきっと先がない。使える、増やせる、面白い。…ちゃんと選別して、育て方もキッチリ伝えることができて、皆がそれと知っているようなメジャーで面白い品種をいくつも見出さないと。

今の流れを一過性のブームで終わらせないために。
長く続けてもらうには、長く遊んでもらえるような様々な方面からの工夫をどんどんしていかないと…

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ちなみのこのリゴディウム。いわゆるカニクサの仲間もニューカレドニア産で胞子から復活した株なのだけど、どうにも羽衣変異が出始めている気がする。
二枚三枚と羽衣なのでわりと素質はあるようだけど、やっぱりこういう芸物も固定してしっかり残していけば、日本の山野草の葉芸ジャンルの様に、海外の熱帯植物、熱帯山野草の葉芸ジャンルと言うモノにも発展していく、そんな未来を感じますね。次なる布石…絶対好きなんよこういう細かい所。大事にしてきたから、かつてすごい園芸文化が日本にはあったんだから。
その小さな変化を大事にして愛でる心を大事にしたい。


まだまだ植物、楽しめる要素がたくさんあって、
いやはや、何処から開拓してったらいいモノか、迷ってしまいますね? 
…という、最高の贅沢!
# by green-2-gleaner | 2016-12-18 13:42 | Comments(2)


あの日見たシダの名前を僕達はまだ知らない。


by ゆう

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世界中の不思議な植物に興味があります。
着生植物、多肉植物。
水生植物、渓流植物、高山植物。
シダ植物コケ植物、草本木本、綺麗な花も不気味な花も、美しい葉も奇妙な葉も、根も葉もない植物も、とにかく変なものなら何でも好きです。
主にコケシノブ科植物を探す中、気になった植物を見つけては一緒に持ち帰り栽培しています。

面白い植物の記録をたくさん書いていけたらいいなぁ。

◆お問い合わせは、こちらからお気軽に。
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☆⇒@に変えてね。
多種を少量採取するスタンスのため、お応えできるかどうかはわかりませんが…

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