Blechnum obtusatum var francii2023年現在
基本的には2016年時点の考察と変わりません。
結局なんだかんだと一時期2株にまで減ったものの少しずつ増殖を重ね非常に小さい株ですが順調な株を含めると10株程度には株数が回復しました。
120センチ水槽で制作した第二フランシー水槽が大爆死で、貴重な株に大きくダメージを与えてしまいました。解体し、再度作り直した90センチ水槽の第二フランシー水槽がいい感じに仕上がっているため、貴重な株を枯らすことはありませんでしたが本当に危なかった。
新情報はほぼありません。よみがえらせるために必死だったとも言えます。
耐暑性のチェックのためにあえて高温にして枯らすまで試すなんてもってのほか、絶やさないように維持するだけで必死の数年間でした。
結局は
・高光量
・10-26℃程度の低水温(30くらいまではギリ平気)
・石につけるだけなどのシンプルな植え付け
・頻繁な水替え(用土に植えつけてないため栄養が不足するのと水質維持)
・投げ込み式ポンプ
以上の、最初期とほぼ変わらない方法で数年維持してきました。
余計なことを試してられる余裕なんてなかった。
第一フランシー水槽の親株たち。
ハイタイプの45センチ水槽に小石をひいて石付け。30wLED2個に投げ込み式ろ過機。以上。
岩と岩との隙間や底を目指して進むので養分とかはやはり求めているのでしょう。石付けにして、石の下まで値が伸びた株を水草水槽のソイルに移したとして根を張ってくれたらいいなと思ったりもしますがそもそも石からはみ出すほどに根を出させること自体が数年事業なので大変です。
腐らない人工ミズゴケで押さえつけています。しっかり固定できるように針金で。見た目を気にしてテグスとかやってられません。格好良くするのは簡単に育てられるようになってから。活着したらどうせ外しますし視認性の高いはずしやすいこれぐらいでちょうどいいのです。
第二フランシー水槽。90センチ水槽に30wLEDと、光源に近くなるよう下駄をはかせて石付け株を並べています。
このぐらいの小さな苗は比較的発生しやすいので、これが何となく維持できるようになってきたのは大きいです。ただし成長はすこぶる遅い。親株で大きくなるまで抱いててほしいのですが残念ながらよく外れて低床を漂っています。
胞子葉は結局今まで一度も見せてくれていません。
養分や成長が足りないのだと思います。ソイルなどを使ったり植えつけていないので仕方がないでしょうね。
現状を変えてからしたら目も当てられないので今はまだ手を出しませんが、第三フランシー水槽を作る段まで株数が増えれば考えていきたいですね。
ほんと、株数が増えればもっといろいろな栽培を試していきたいですね。
以下は前回のものに少しだけ付け足した栽培条件の箇条書き
これで成功した、というだけでありこれ以外では栽培できない、という意味ではありません。こうじゃなくても行けたよ、こういう方法でうまくいったよ、という意見は大歓迎です。特に失敗例は大歓迎です。枯らさないとえられない情報は最も貴重な情報ですからね。ぜひ共有していきたい。
これで成功した、というだけでありこれ以外では栽培できない、という意味ではありません。こうじゃなくても行けたよ、こういう方法でうまくいったよ、という意見は大歓迎です。特に失敗例は大歓迎です。枯らさないとえられない情報は最も貴重な情報ですからね。ぜひ共有していきたい。
(メタハラ150w等高光量なもの。蛍光灯なら二灯以上。太陽光はとてもよく育つがコケが怖い。
明るい方が生育が早い。
蛍光灯よりLEDを推奨します。太陽光は水質を安定させられる設備が多く必要かも)
水質:中性
(水道水で特にpH調整はしていません。クリアウォーターです。やや高pHの自生地ですがそれを再現する必要はなさそうです。)
水温:室内無加温
(毎年冬はヒーターなしで越しています。10℃位になっても大丈夫です。
実際のところは15℃~26℃がよさそうです。30℃ぐらいまでは平気ですが結局苔が出やすいとか水質が悪くなるとかそういう加減で暖かすぎるのはよくないです。30℃以上の高水温についてはデータ不明。誰か試していますか?(誰がそんなもん試すんやリスク高いわ))
流水:強い水流は不要。
(以前必要と書きましたが、無くても育ちます。
ただし流れがないと、葉が重なっている場合下葉に光が届かず下葉が枯れます。少し流れがあって葉がそよぐと大丈夫。ボリュームを維持できます。
光が強くても大丈夫。暗い場合は流れが少しあると安心かもしれません。
太陽光だと特に光が強く流れが不要のようですが、コケると大変なのでその点はお察しです)
濾過:投げ込み式フィルターで十分
底床:特に不要。水替え時管理しやすいもので
(当方では水替えの頻度が多いと良く育ちます。ソイルだと肥分もありよくそだちそうですが、うちは砂で水替えをしやすくしています)
流水:強い水流は不要。
(以前必要と書きましたが、無くても育ちます。
ただし流れがないと、葉が重なっている場合下葉に光が届かず下葉が枯れます。少し流れがあって葉がそよぐと大丈夫。ボリュームを維持できます。
光が強くても大丈夫。暗い場合は流れが少しあると安心かもしれません。
太陽光だと特に光が強く流れが不要のようですが、コケると大変なのでその点はお察しです)
濾過:投げ込み式フィルターで十分
底床:特に不要。水替え時管理しやすいもので
(当方では水替えの頻度が多いと良く育ちます。ソイルだと肥分もありよくそだちそうですが、うちは砂で水替えをしやすくしています)
NEW:植えこんで良く育つこともあれば、植えこむことで根が傷むことも。中々リスキーですが成功した時はよく育ちます。まぁ肥料分があるから育つのは当たり前か…
枯れてもいいからブーストかけたいときや、現状よりもより育てたいというなら手段に入るかと思いますが、リスク回避するのならやめたほうが無難です。
食害:今の所ヤマトヌマエビでも無問題。魚は不明。すねーるも特に被害ないです。生育が落ちて歯が痛んでるときは食われますがそもそも生育が落ちているのが悪いです。
肥料:無添加で育ちます。
(ただし水替えが多いからかもしれません。苔が生えると致命的なので無肥料頻繁な水替えで養分を補給していますが、本来肥食いな気がします。コケをはやさない熟練した肥料やりならいい結果が出るのかも…)
植え付け:なしでもOK
溶岩石にそのまま糸でくくるだけでOK。普通の川の石でも。
食害:今の所ヤマトヌマエビでも無問題。魚は不明。すねーるも特に被害ないです。生育が落ちて歯が痛んでるときは食われますがそもそも生育が落ちているのが悪いです。
肥料:無添加で育ちます。
(ただし水替えが多いからかもしれません。苔が生えると致命的なので無肥料頻繁な水替えで養分を補給していますが、本来肥食いな気がします。コケをはやさない熟練した肥料やりならいい結果が出るのかも…)
植え付け:なしでもOK
溶岩石にそのまま糸でくくるだけでOK。普通の川の石でも。
植え付けが成功したらよく育ちますが、失敗したら調子がガタ落ちするので現状非推奨。バチバチに発根した時はすごかったですが。
水替え頻度:週一(当方の場合)
(と言いつつ忙しい時は1カ月に一回だったりもしますが別に枯れません。ただし生長が緩やかになったり、葉の一部が枯れ込んだりとすこし調子が悪くなる気がします。ので頻繁な水替えだとよさそう。
でも安定した水草水槽だと必要ないのかもしれません)
増殖:株や根から子株を吹きます
(たまに枯葉の根元からも吹きます。稀に底に子株が転がっていますが何由来か不明)
#
by green-2-gleaner
| 2023-11-03 13:43
10/21-22天下一植物界暫定リスト
当日の注意事項
・四人ずつブースに入って選んでください。(※広さによっては増やすかも)
(後ろの人は覗き込んでもよいですが、選んでいる人の邪魔にならないように)
・株数制限は「シールのついた植物のみ一人一限」+「シールのない植物は無制限」で、「一種につき一個まで」です。
(人気の出そうなあまり数のないもの、レアものを一人一限にして、それ以外の増殖株とかは好きに買っていただくというようなイメージ)
・最後並びなおしてもらってのシール品の購入は可能です。
・13時以降は無制限。
一人一株制限だと明らかな目玉だけが売れて増殖株が(まぁ、今じゃなくていいか・・・)という感じでほぼ出ていかないのでこのようにしてみました。増やしたやつもついでに何となく手を出してほしい!
会場の状態や設営がまだなので何かしら変更はあるかもしれませんが、暫定的にこんな感じで・・・
・暫定リスト
今回は、
ドリナリアとかの大型シダ系統。
先月のコケシノブ展で紹介したのできっとみんなほしくなっちゃっただろうから仕方なく(仕方なく!)コケシノブ達。
あと今年のフィリピンルソン島の新着植物群です。しっかり養生しての初リリースの株が多いので待望の方もいらっしゃるかも。
過去の増殖株も勿論持っていきますよ。
土日で植物の分散はしませんが、土曜日の減り具合によっては、いつものように何かを追加したり、お客さんと話をして土曜日にはなかったものを持ってきたりして増えるかも。日曜日に、土曜日なら確実に売れる草があっても売れない事もよくあるので勘弁してください。
このリストもまた更新すると思いますので直前にもう一度チェックしていただけたらよいと思います。
楽しいイベントにしたいですね。
※ ◎はシール株。一回につき一人一限。同時に◎のない植物は買うことができます。
トロピカルピローモス
クモノスゴケの仲間
ボルネオのウロコゴケ(ボルネオ)
Aglaomorpha meyeniana(フィリピン)
Aglaomorpha cornucopia(フィリピン)
Aglaomorpha pilosa(フィリピン)
Aglaomorpha parkinsonii(パプアニューギニア)
Christiopteris sagitta(フィリピン)
Christiopteris varians(ニューカレドニア)
Drynaria pleuridioides(バリ島)
Drynaria involuta(ボルネオ)
Drynaria roosii(台湾)
Goniophlebium subauriculatum(フィリピン)
Dipteris conjugata(フィリピン)
◎Abrodictyum cumingii(フィリピン)
◎Abrodictyum pluma(フィリピン)
◎Abrodictyum caudatum(ニューカレドニア)
◎Abrodictyum flavofuscum(ニューカレドニア)
Crepidomanes aphelebioides(フィジー)
Crepidomanes humile(フィリピン)
Crepidomanes bipunctatum(フィリピン)
◎Callistopteris apiifolia(フィリピン)
Crepidomanes thysanostomum(西表島)
◎Crepidomanes grande(ポナペ)
◎Didymoglossum membranaceum(コロンビア)
◎Didymoglossum motleyi(フィリピン)
◎Didymoglossum ekmanii(コロンビア)
Didymoglossum cuspidatum(レユニオン)
◎Didymoglossum krausii(南米)
Didymoglossum sp.(スマトラ)
◎Hymenophyllum acanthoides(フィリピン)
Hymenophyllum denticulatum(台湾)
Hymenophyllum hirsutum(南米)
◎Trichomanes radicans(コロンビア)
◎Trichomanes holopterum(コロンビア)
Asplenium novae-caledoniae(ニューカレドニア)
Asplenium bipinnatifidum(フィジー)
Alocasia sp.銀だったもの(フィリピン)
Blechnum obtusatum(ニューカレドニア)
Begonia sp.オーロラ州(フィリピン)
Begonia speluncae(ボルネオ)
◎Bucephalandra sp.(ボルネオ)
Cryptocoryne ferruginea(サラワク)
Cryptocoryne nurii “Rosen Maiden”(マレーシア)
Cryptocoryne nurii "Luminarie Green"(マレーシア)
Cryptocoryne usteriana(フィリピン)
Codonoboea dentata(リンガ)
Cyclopteris cerenata(フィリピン)
Cyclopteris cerenata(フィリピン)
◎Diplazium lomariaceum(フィリピン)
Elaphoglossum decoratum(南米)
Freycinetia sp.(フィリピン)
◎Homalomena sp.(ボルネオ)
Lindsaea repens(ボルネオ)
Lindsaea lucida(フィリピン)
Lindsaea oblanceolata(フィリピン)
Monogramma trichoidea(フィリピン)
Microsorum longissimum(フィリピン)
Microsorum heterocarpum(フィリピン)
Microsorum pentaphyllum
Pyrrosia splendens(フィリピン)
Pteris pellucida(フィリピン)
Pteris pellucida(フィリピン)
◎Piper sp.涙型(フィリピン)
Piper sp.桃斑(フィリピン)
◎Tectaria psomiocarpa(フィリピン)
Teratophyllum ludens(マレーシア)
Teratophyllum aculeatum var. montanum(マレーシア)
Teratophyllum luzonicum(フィリピン)
◎Teratophyllum koordersii(フィリピン)
◎Teratophyllum sp.(フィリピン)
◎Scleroglossum pusillum(フィリピン)
◎Retrophyllum minus(ニューカレドニア)
◎Codiaeum peltatum(ニューカレドニア)
◎Cordiline neocaledonica(ニューカレドニア)
◎Plerandra sp.(ニューカレドニア)
◎Xanthostemon auranticus(ニューカレドニア)
#
by green-2-gleaner
| 2023-10-20 06:51
紹介
ボルネオのウロコゴケ(ボルネオ)
Aglaomorpha meyeniana(フィリピン)
Aglaomorpha cornucopia(フィリピン)
Aglaomorpha pilosa(フィリピン)
Aglaomorpha parkinsonii(パプアニューギニア)
Christiopteris sagitta(フィリピン)
クリスティオプテリス自体貴重な属で、世界中に一種ずつぐらい隔離分布している変なやつ。
Aglaomorpha meyenianaと混生していました。なので一緒に植え付けての栽培が格好いいと思われます。
Christiopteris varians(ニューカレドニア)
Drynaria pleuridioides(バリ島)
Drynaria involuta(ボルネオ)
Drynaria roosii(台湾)
Drynaria quercifolia(ボルネオ)
Drynaria rigidula(フィジーとかいろいろ)
Goniophlebium subauriculatum(フィリピン)
Dipteris conjugata(フィリピン)
Abrodictyum cumingii(フィリピン)
Abrodictyum pluma(フィリピン)
暑さが怖くて導入を警戒していた方、おまたせしました。
Abrodictyum caudatum(ニューカレドニア)
採取→活着→増殖まで非常に時間がかかりました。ミズゴケ植えの小さな株をお出しします。
そういったサイズからヘゴに埋め込むことで現地際限が可能になります。
Abrodictyum flavofuscum(ニューカレドニア)
小さな株ですので栽培導入自体は容易と思いますが目指す姿は最高難易度。後カイガラムシ注意
二枚目の写真は栽培参考ですが、すでにカイガラムシにやられて瀕死状態…でもこんな風に作れるんです栽培で。
Crepidomanes aphelebioides(フィジー)
Crepidomanes humile(フィリピン)
Crepidomanes bipunctatum(フィリピン)
Callistopteris apiifolia(フィリピン)
Crepidomanes thysanostomum(西表島)
Crepidomanes grande(ポナペ)
Didymoglossum membranaceum(コロンビア)
Didymoglossum motleyi(フィリピン)
Didymoglossum ekmanii(コロンビア)
Didymoglossum cuspidatum(レユニオン)
Didymoglossum krausii(南米)
Didymoglossum sp.(スマトラ)
Hymenophyllum acanthoides(フィリピン)
Hymenophyllum denticulatum(台湾)
Hymenophyllum sp.(フィリピン)
Hymenophyllum hirsutum(南米)
Trichomanes radicans(コロンビア)
Asplenium novae-caledoniae(ニューカレドニア)
Asplenium bipinnatifidum(フィジー)
Alocasia sp.銀だったもの(フィリピン)
Blechnum obtusatum(ニューカレドニア)
Begonia sp.オーロラ州(フィリピン)
Begonia speluncae(ボルネオ)
石灰岩性です。栽培はミズゴケや用土で全然OK。
Bucephalandra sp.(ボルネオ)
Cryptocoryne ferruginea(サラワク)
Cryptocoryne nurii “Rosen Maiden”(マレーシア)
Cryptocoryne nurii "Luminarie Green"(マレーシア)
Cryptocoryne usteriana(フィリピン)
Codonoboea dentata()
Cyclopteris cerenata
Diplazium lomariaceum(フィリピン)
この姿を目指して鍛えなおしてあげてください。
Elaphoglossum decoratum(南米)
Freycinetia sp.(フィリピン)
Homalomena(ボルネオ)
Lindsaea repens(ボルネオ)
Lindsaea lucida(フィリピン)
Lindsaea oblanceolata(フィリピン)
Monogramma trichoidea(フィリピン)
Microsorum longissimum(フィリピン)
Microsorum heterocarpum(フィリピン)
Pyrrosia splendens(フィリピン)
Pteris pellucida(フィリピン)
Piper sp.涙型(フィリピン)
Piper sp.桃斑(フィリピン)
Tectaria psomiocarpa(フィリピン)
Teratophyllum ludens(マレーシア)
Teratophyllum aculeatum var. montanum(マレーシア)
Teratophyllum luzonicum(フィリピン)
Teratophyllum koordersii(フィリピン)
Teratophyllum sp.(フィリピン)
Scleroglossum pusillum(フィリピン)
#
by green-2-gleaner
| 2023-10-16 01:58
つくばシダ展・ちょっとだけ展示協力します
9/16-9/24の間、筑波実験植物園さんにてコケシノブの展示に協力をいたしますので、お近くにお住まいの方やサンシャインらん展とかで関東に遊びに来られる方はよろしければ足を運んでいただけると嬉しいです。
割と大きめの株を持っていくので栽培の参考になるかも?
Pleuromanesやヘゴ着生のAbrodictyumなどが栽培下にてヘゴ着生で育っている姿や、シノブホラゴケやキクモバホラゴケの前葉体なども見ていただけます。
コケシノブログの展示は会場全体のほんの一部です。他にも様々な素敵な展示がありますので是非!
#
by green-2-gleaner
| 2023-09-12 17:54
202305Abrodictyum pluma② 近縁種たちの栽培現状
あんまり状態よくないですが、
Trichomanes meifolium
Abrodictyum asae-grayiiの栽培現状を。
現地のよう、とはいきませんが、何とか栽培できています。水槽密閉腰水なし、ミズゴケ植えでLED照明。葉水などは特になし。一年に一度のミズゴケ植え替えが大事(忘れると痛む)
これで栽培できている、というのは正直なところ今回のフィリピン産Abrodictyum pluma(orTrichomanes meifolium?)の栽培考察とは異なります。
頻繁な水やりが必要だろうというのが今回の見解なのですが、それとはそもそも栽培の条件が異なるのかもしれません。
セラムのがそれで育ってるからと言ってフィリピン産のもマレーシア産のも育つとは限りません。あくまで現状は例外だと思ってます。
例外的に強いのか、もしかしたらAbrodictyum asae-grayiiに近いのか?
キドニーの栽培ケースで水やり多めにて管理しています。ただし手動水やり。水やりだけが肝要なのなら悪くないかもしれませんが、果たして…
meifoliumやplumaとは明らかに姿後となり若干太いのが特徴。
ほぼ見た目は同じですけど性質は強健でミズゴケ、水槽密閉で維持そのものは容易。
ミズゴケを放置しすぎると弱るので一年に一回は植え替え必須。忘れると枯れます。
「meifoliumより葉幅が広い」の意味がこの写真からはよくわかると思います。
広いです。
不思議なことにニューカレドニア産は大きくならず、フィジー産はとても巨大です。
そしてこれはニューカレと同じ水槽で同じ管理、隣り合わせに育てているのにこの違い。
栽培環境も管理もほぼ同一なのにこれだけ暴れると言う事は同種とはいえ最適管理が若干異なるってコトなのだと思います。
ということはどこかの国のasae-grayiiはこの水槽では育たないくらい管理がシビアできついかもしれないし、
セラム島のmeifoliumはマレーシアのmeifoliumよりも若干簡単で、
そしてフィリピンのpluma(meifolium?)は 、マレーシアよりもセラムよりも簡単かもしれないし、マレーシアよりもセラムよりも難しいかもしれない。
同じかもしれない。
やってみなくちゃわかりませんね。
世の中にはめちゃくちゃ簡単に育つmeifoliumがあるかもしれないし、無いかもしれない。
諦めるにはまだ早いけど、今までの経験がそのまま通用するとも限らない、という事なのですな。
#
by green-2-gleaner
| 2023-05-29 16:48
あの日見たシダの名前を僕達はまだ知らない。
by ゆう
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